2011年12月31日土曜日

良いお年をお迎えください

とうとう大晦日となりました。
お世話になっている皆様、このブログを読んでくださっている皆様、どうもありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

2011年12月30日金曜日

向日葵の種


向日葵の種は、模様が面白いですね。
F20のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
種は可能性のかたまりという感じがします。

昨日、一昨日は年明けに描く絵のためのキャンバスを張り、下地を塗りました。
今日は家族で大掃除をしました。
近所を歩いていたら、メジロを見かけました。

2011年12月25日日曜日

写真洗浄 今年最後の参加

3.11の津波で流された写真を洗浄して被災地に返送する活動に、9月の終わりから参加させていただいています。
週末の、土日どちらかに参加していて(10月の子供の運動会の週は、参加できませんでした)、私は昨日が今年最後の参加になりました。
続けることができているのは事務局の皆様、他の参加者の方々が皆さんいい方ばかりだからでもあります。
最初は不安もありましたが、何度か参加するうちに少しずつ他の方とも打ち解けることができてきたように思います。
自分のやっていることがどれだけ役にたてているのかは、わかりません。
でも、小さなことでも自分にできることを考えて、やっていきたいと思います。
大切な写真を心を込めて洗浄して、一枚でも多くお返しすることができますように。

2011年12月24日土曜日

Gallery-T 依藤 奈奈展

片瀬海岸のギャラリーTで開催されている、依藤 奈奈展を見てきました。
Gallery-Tに行くのは初めてでしたが、江ノ電の江ノ島駅から歩いてすぐのところにあり、迷わず行けました。
商店街に面したさっぱりとした空間で、依藤さんの絵がよく映えていました。
抽象的な絵がほとんどで、色がきれいで、見ごたえのある油彩作品でした。
ギャラリーの隣の玉屋羊羹屋で羊羹を買いました。
家に帰って食べたら、とてもおいしかったです。

Gallery-Tに行ったあとに、江ノ島のカフェーマルという喫茶店に行き、コーヒーを飲みました。
素敵なお店だったので、また行きたいです。

2011年12月22日木曜日

冬至

今日は冬至ですね。
かぼちゃのいとこ煮を作って食べ、柚子湯に入りました。
子供が大きくなっても、冬至に一緒にかぼちゃを食べたこと、柚子湯で温まったことを覚えていてくれるといいな。

2011年12月20日火曜日

アトリエ キリギリス 「本 ということ」

藤沢のアトリエ キリギリスで「本 ということ」という展示が開催されています。
12/18に行われたイベント「グランデールの夜」に行ってきました。
童話「グランデール」のフランス語の朗読とかわいい子供達が登場する映像作品をワクワクしながら楽しみました。
あちこちにさまざまな本や絵本、本をテーマにした作品が展示されていて、参加されているそれぞれの方の本に対する思いが伝わってきます。
私は以前から探していた長 新太さんの「ちへいせんのみえるところ」を買いました。美しくて、面白い絵本です。
この展示は12/25までです(12/20はお休みです)。本や絵本が好きな方は是非行ってみてください。
アトリエ キリギリス http://atelier-kirigiris.com/

2011年12月14日水曜日

国立新美術館「モダン・アート、アメリカン」

国立新美術館「モダン・アート、アメリカン 珠玉のフィリップス・コレクション」を最終日の12/12に見てきました。
ずっと忙しくて行くかどうか迷ったのですが、どうしてもジョージア・オキーフの絵が見たくて。
「知られざるジョージア・オキーフ」(アニタ・ポリッツァー著、晶文社)という本を読んでいて(いつ読み終わるかわからないけど)、オキーフの絵を見ないと、年が越せないような気分になってしまったのです。
ジョージア・オキーフの絵は、3~4枚しか展示されていないときいていたので、そのために六本木まで行くのもどうかとは思ったのですが、結果的には行ってよかったです。
私は「白地に暗赤色の大きな葉」という絵が一番好きでした。
じっと見ていると、深い色合いに吸い込まれるような気持ちになりました。
展示されていたジョージア・オキーフの絵はどれもそれほど大きくないのに、圧倒的な力をもっているように感じられました。
静かな強さというか。
エドワード・ホッパーやサム・フランシス、マーク・ロスコ等、他の作家の作品もよかったです。
その他にも、私は植物の絵を描いているので植物を題材にした作品には自然と目がいきました。
時間がなくてあまりゆっくり見られなかったけど、満足して帰ってきました。
これでやっと年が越せそうな気がしてきました。

2011年12月11日日曜日

ギャラリーCN Nouvelle Vague

藤沢のギャラリーCNの企画展「Nouvelle Vague」のオープニング・レセプションに行ってきました。
現役美大芸大生のグループ展です。
5人の作家さんは全員女性で、絵画作品と、写真の作品がありました。
皆さんそれぞれのセンスを持っていて、作品の説明もしっかりされていました。
作家さん達の若いエネルギーに圧倒されました。
私もつい最近まで学生だったような気がするときもあるけど、やはり歳をとったのだと、そして子供もあと10年くらいでこの方々と同じ歳になるのだなあと感じました。
この世代の方々とは普段あまり接点がないので、いい刺激になりました。
この展示は12/18(日)までです。
ギャラリーCN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2011年12月9日金曜日

ローズマリー


ローズマリーは色や形も好きだけど、香りも好きです。
F20のキャンバスに、アクリル絵具で描きました。

昨日は小学校の餅つきのお手伝いに行きました。
5月から、畦付け、田植え、鴨の網掛け、案山子作り、稲刈り、脱穀と参加して、昨日が米作り体験しめくくりの「餅つき」でした。
自分達が育てたもち米で、お餅を作るのです。
お米ができる過程を子供が体験するのはとても大切なことだと思います。
子供が食べ物がどのように作られるかを知らずに、スーパーやコンビニに行けば簡単に手に入ると思ってしまったら困ります。
泥だらけになって田植えをしたり、かわいい合鴨のひなを見たり、工夫して案山子を作る体験を子供ができてよかった。
米作り体験を支えてくださる地域の方々や、先生方に感謝します。
私も今年は作品展やPTAの仕事で忙しかったけど、頑張って米作り体験のお手伝いをしました。
昨日は私はお餅を丸める係になって、つきたてのお餅をひたすら丸めました。
子供は餅つき楽しかったと言い、お餅がおいしかったと言っていました。
お餅は餡子、黄粉、醤油の3種類の味付けで、とてもおいしかったです。

2011年12月6日火曜日

gineta「陶と織りの二人展」

藤沢のギャラリー、ginetaの「陶と織りの二人展」、最終日の12/4に見に行きました。
山下秀樹さんの陶・うつわの作品と、田中朋也さんのカラーコットン・カラーウールの作品。
陶も織りも素材の持ち味を生かしたシンプルな作品が多く、かっちりしたデザインの陶器とあたたかみのある織りの作品の組み合わせが素敵でした。
綿の育て方や羊のお話を伺ったり、陶器のカップやお皿を見せていただき、大変勉強になりました。
ginetaさんは今年はこの展示が最後だそうで、「よいお年を」とご挨拶しました。
来年の展示も楽しみです。
gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2011年11月27日日曜日

nakaban「とびらにきのえかかったとき」

藤沢のアトリエ キリギリスで、nakabanさんの作品展が開催されています。
昨日は、青木隼人さんとnakabanさんのライブでした。
青木さんのギターと、nakabanさんの幻燈がゆったりと流れて、音と映像で遊んでいるような、気持ちが自由になるような、でもすごく考えつくされているような、素晴らしいライブでした。
nakabanさんの絵も素晴らしく、今日も見に行ってしまいました。
アトリエ キリギリスさんが好きで、nakabanさんの絵も好きなので、キリギリスさんの空間でnakabanさんの絵を見るのは私にとって本当に特別なことです。
深い色合いの絵や、ドローイングはどれも味わい深く、それらとともに配置されている木や枯葉が作品を引き立てています。
ひとつひとつの絵をじっくり見ていると、とびきりおいしいお酒を飲んでいるような気分になりました。
nakaban「とびらにきのえかかったとき」は12/4までです(11/28、29はお休みです)。
アトリエ キリギリスhttp://atelier-kirigiris.com/

2011年11月25日金曜日

アロエ



カフェ・ド・ルノンの展示のDMの載せた絵です。
大きさはF20。キャンバスにアクリル絵具で描きました。
この絵を描くためにアロエの鉢植えを購入したのですが、夏の終わり頃からぐったりした感じになって、元気がありませんでした。
これはまずいかなと思いつつ様子を見て、鉢が小さかったので大きめの鉢に植え替えたり、水をやり過ぎないように水やりのタイミングに気をつけるようにしていたら、涼しくなってきたせいもあるのかだんだん元気になってきました。
今は買ってきたときよりひとまわり大きくなっている気がします。

今日、昼食を食べに行ったカフェにブルーノ・ムナーリの絵本が置いてあったので、コーヒーを飲みながらパラパラと読みました。
昨年の夏に横須賀美術館でみたブルーノ・ムナーリ展を思い出しました。



2011年11月20日日曜日

ギャラリーCN大沼蘭スゥィート・クリエイション

藤沢のギャラリーCNで開催されている、大沼 蘭さんの展示のオープニングレセプションに行ってきました。
作品を見るだけでも面白いですが、作者の大沼さんが作品についていろいろと説明してくださり、作品についてより深く知ることができました。
明るいきれいな色が使われていても内容はシリアスだったり、そのギャップが何ともいえず、考えさせられる作品でした。
かわいらしさと深刻さのギャップからくる奇妙な違和感…。
ドローイングの作品も興味深いです。
大沼 蘭さんの「スゥィート・クリエイション」は11/27(日)までです。
ギャラリーCN http://gallery-cn.sakura.ne.jp

2011年11月18日金曜日

ワタリウム美術館  草間彌生 展

 ワタリウム美術館の草間彌生展が前から気になっていて、今日行ってきました。

ワタリウム美術館に行く前に、10/1までの展示が終わってから行けていなかった西新橋のカフェ・ド・ルノンに行きました。
作品展を見に来てくださった方々から、「いいお店だね」と言われることが多く、私もカフェ・ド・ルノン、とても好きなのですが、自分の展示のことでとても緊張していて、よくわかっていない部分もありました。
今日、普通にお客さんとして行って感じたのは、お店にも料理にも、あたたかみがあるということでした。人間味があるというか…。
そういう場所で展示ができて、本当によかったと思います。

そして、ものすごく久しぶりにワタリウム美術館に行きました。
草間さんの60年代の活動を主に取り上げていて、「無限の網」や映像の作品、4階の水玉の作品もよかったです。
映像作品は、水玉模様の椅子に座って見ました。
ずっと作品を見ていると、自分の体にも網や水玉が乗り移ってくるような気がしてきました。
帰りに草間彌生さんの南瓜の作品のポストカードと、LOVE FOREVER KUSAMAと書かれた小さな缶バッジを買いました。

最近、身の回りのことが忙しく、少し視野が狭くなっていたかもしれません。
そういうときは、思い切って美術館などに行ったほうがいいですね。
スケールの大きい作品を見て、世界が広がった感じがします。
生活していく上でいろいろと制約はあっても、頭の中はなるべく自由でいたいと思います。
子供と一緒に美術館に行くのもいいけれど、一人で行くのも作品に集中できていいですね。

2011年11月9日水曜日

吾亦紅


ずっと描きたかった吾亦紅。
F20のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
植物の絵を描いていると、自分の体から葉っぱや根っこが生えてくるような気がするときがありますが、もちろんそんなことは起こりません。
寒くなってきたので、そろそろ湯たんぽを使おうかと思います。

2011年11月7日月曜日

アトリエ キリギリス「工房LIVINGSTONE展」

昨日は写真洗浄の作業に参加したあと、藤沢のアトリエ キリギリスさんにお邪魔しました。
工房LIVINGSTONEの作品はアトリエ キリギリスで普段から展示されていて、今も私は以前キリギリスさんで購入したLIVINGSTONEのカップでお茶を飲みながらこの文章を書いています。
焼き物の器やオブジェ、銅版画の作品は静かに光っているようで、アトリエ キリギリスの空間と調和して、詩的な光景が展開されていました。
ユニットの作家さんということで、それぞれの個性はありながら、お二人の作品がひとつの空間に展示されているのがとても素敵です。
今までは小さな渋い色使いの作品しか見たことがなかったのですが、今回は大きな作品や比較的鮮やかな色の器が見られて、作品の数も多く、LIVINGSTONEの世界をさらに楽しめました。
工房LIVINGSTONE展は、11/13までです。(11/11はお休みです)
アトリエ キリギリス http://atelier-kirigiris.com/

2011年11月5日土曜日

gineta「リン版画工房展」

藤沢のギャラリー、ginetaで開催中の「リン版画工房展」を見に行きました。
様々な手法で刷られた版画はどれも美しく、版画ならではの味わい深さがありました。
版画は、普通に紙やキャンバスに描かれた絵とはまた違う奥深さがあるというか、銅版画や木版画は特に小さな版画でもひとつひとつの絵の中に奥行きのある世界がある気がします。
版画に使う道具なども展示されていて、娘も興味を持ったようです。
また、リン版画工房の中も見学させていただくことができました。
刷り見本や大きなプレス機などがあり、面白かったです。
いろいろな作品を見るのも面白いけど、アトリエや、人が何かを作っているところを見るのも私はとても好きです。
ginetaさんでの「リン版画工房展」は11/6までです。

gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/
リン版画工房 http://www5d.biglobe.ne.jp/~lin/saitowww5d.biglobe.ne.jp_~lin_/home.html

2011年10月31日月曜日

もち米(籾)


もち米の籾(稲の穂からとったままで、籾殻がついている)です。
ケナフの水彩紙にインクで描きました。大きさはサムホールです。
12月に餅つきをするそうなので、参加したいと思っています。

土曜日は写真洗浄のためのアルバム解体作業に参加したあと、藤沢のギャラリーCNの「CNコレクション展」を見に行きました。
CNさんのコレクション、私は好きです。
植物の木版画が、美しいのです。
コレクション展は11/6(日)までです。
ギャラリーCN http://gallery-cn.sakura.ne.jp

昨日、日曜日は母校の女子美術大学の女子美祭に行きました。
子供が女子美を見てみたいと言っていたので、連れて行くことに。
久しぶりに行った女子美はエネルギーがあふれていて、どんどん新しいものが生まれている気配がしました。
模擬店の焼きうどんやパンケーキを買って食べたり、子供にアトリエや図書館を案内して歩きました。
子供は女子美生の作品を見たり、陶芸のろくろ体験をさせてもらってとても刺激を受けたようで、また行きたいと言っています。
また連れて行かなくては。

2011年10月24日月曜日

影絵クリエイター 岩瀬 裕夏さん

影絵クリエイター 岩瀬 裕夏さんが「ARIGATO(ありがとう)」をテーマにした1-BOX ART展に出展されています。
岩瀬さんの作品は西武池袋本館2階特設会場中央エスカレーターエリアに展示されていて、会期は10/30(日)までです。
昨日、私は3.11の津波で流された写真を洗浄するためのアルバム解体作業(写真を一枚一枚洗浄できるようにするための準備作業)に参加したあと、池袋へ向かいました。
岩瀬さんの作品はHPでは見ていたけれど、実物を見たのは初めてでした。
キラキラした幻想的な世界、作りこまれた作品から岩瀬さんの思いが伝わってきて、じっと見入ってしまいました。
見に行けてよかったです。
いつか岩瀬さんの他の作品も見てみたいです。
岩瀬 裕夏さんHP 影絵の魔術http://www014.upp.so-net.ne.jp/comit/

2011年10月19日水曜日

ヨコハマトリエンナーレ2011 日本郵船海岸通倉庫

ヨコハマトリエンナーレ2011「OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか?」日本郵船海岸通倉庫会場へ行ってきました。
1階の入ってすぐのところに、ヘンリック・ホーカンソンの大きな木の作品があって、それが3階まで続いています。

お腹がすいていたので1階のBankART Pubでコーヒーとクリームチーズのパテを注文しました。
平日のお昼前だったせいか、パブのお客さんは私だけでした。
薄くスライスされてカリカリに焼かれたパンに、とびきりおいしいクリームチーズのパテをつけて食べました。
どっしりとしたソファに座って、外からの風でテーブルクロスがはためいているのを眺めながらコーヒーを飲んで、パテを食べていると、ふと自分が自分として存在していることを確認できた気がしました。

横浜美術館の展示もいいけど、日本郵船海岸倉庫会場は倉庫のガランとした空間が、個人的にはとても好きになりました。
3階のクリスチャン・マークレーの「時計」という映像の作品が面白く、座ってしばらく見ました。
秋はいろいろと予定が入っていて、日本郵船海岸通倉庫会場は行けるかどうかわからなかったので、会期中に行くことができてよかったです。

2011年10月17日月曜日

カフェ・ド・ルノン展示風景

9/5~10/1カフェ・ド・ルノン「堅田 あずさ・堅田 萌 二人展」展示風景です






たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。

昨日、写真洗浄に行ってきました。私は3回目の参加でした。
私にできることは限られているけれど、できることはしたいと思っています。
松浦弥太郎さんの「くちぶえカタログ」という本を読みました。
文章もとても面白いし、モノクロの写真も素敵です。
「くちぶえカタログ」というタイトルがいいですね。


2011年10月13日木曜日

黒米


黒米。大きさはF20です。
皆様、この絵を「コーヒー豆」とおっしゃるのですが、コーヒー豆ってこういう形だったっけ?
小学校の米作り体験で田植えをしたとき、黒米も一緒に植えました。
黒米は白米と一緒に炊くとプチプチ・モチモチした食感が楽しめて、夏バテで食欲がないときによく食べました。

今日は小学校の米作り体験の稲刈りの日でした。
黒米は既に刈ってあって、もち米の稲刈りをしました。
鎌で稲を刈って、刈った稲をきれいに束にして並べていきました。
子供も大人も、皆で協力して作業をしました。
稲刈りが終わったら、脱穀。
刈った稲を皆で運んで機械にかけました。
脱穀後、機械で刻まれた茎を肥料にするため田んぼに撒く作業と、長いままの茎を山型にまとめて干す作業をして、解散となりました。
朝9時から午後4時まで、途中休憩をはさみながらの作業は力仕事が多く、明日はきっとかなり筋肉痛になっているだろうな。
小学生の子供は午前中の稲刈りが終わったら学校に戻ってしまったけど、午前も午後も作業した母はもうクタクタです。体が痛い。
でもお米を作る大変さを親子で体験させてもらえたのは、とてもありがたいです。
大変なことを経験できるのがありがたいというのも不思議ではありますが、大変さを知らないで毎日お米を食べるよりは、知っていて食べるほうがいい気がします。
最後にホクホクの焼き芋をいただいて帰りました。
きっと今夜はぐっすり眠れることでしょう。

2011年10月9日日曜日

写真洗浄

東日本大震災の津波で流された写真を洗浄し、被災地に返送する活動が行われています。
私は今日、2回目の参加でした。
3/11の地震が起こってから、何か自分にできることはないか考えてきましたが子供もいるし、時間的にも経済的にも東北へ行くのは今のところ難しいです。
そんな中この活動を知り、参加させていただけることになりました。
思い出が詰まった写真はとても大事なものだと思うので、それをきれいにして被災された方々にお返しするのはとても大切なことだと思います。
写真を洗浄する作業は刷毛や筆を使うし、集中力が必要なところが、絵を描くのと少し似ている気がします。
休日、夫に子供の面倒をみてもらえるときしか行けないけれど、できるだけ参加したいと思います。
1枚でも多く、きれいになった写真を届けられますように。
MM思い出返し隊http://blog.livedoor.jp/shashin_senjo/

2011年10月8日土曜日

アトリエ キリギリス 「フクモ例大祭」

藤沢のアトリエ キリギリスさんで「フクモ例大祭」という展示が開催されています。
今日はフクモ例大祭特別イベント「フクモ寄合」に行ってきました。
陶器の作品も作家の福本 歩さんもものすごいインパクトで、ただただ圧倒されました。
何から何まですべてが独創的な世界で、キリギリスさん、普段と全然違う空間になっていました。
フクモ例大祭は10/16までやっているので、是非行ってみてください(10/11はお休みです)。
すごく面白いです。
アトリエ キリギリスhttp://atelier-kirigiris.com

2011年10月3日月曜日

ありがとうございました

娘の絵「葡萄」「林檎」「紫陽花」
カフェ・ド・ルノンの「堅田 あずさ・堅田 萌 二人展」、一昨日終了しました。
おかげさまでたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
感想を書いていただいたノートは、私の宝物です。
作品展に来られなくても準備中励ましてくださった方、手伝ってくださった方、ありがとうございます。
カフェ・ド・ルノンの鈴木ジョサフさん、絵画教室 星の子の鈴木誠子さんには、本当にお世話になりました。
至らないこともあったかと思いますが、皆様温かく見守ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
これを糧に、これからも絵を描いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

2011年9月30日金曜日

明日、展示最終日です(14時までです)

明日はカフェ・ド・ルノンの堅田 あずさ・堅田 萌 二人展の最終日です。
土曜日なので営業時間は8:00~14:00です。
私は残念ながら行けそうにありませんが、作品をご覧いただければと思います。
カフェ・ド・ルノン、パスタもおいしいですが、この前ミックストーストを初めて食べてとてもおいしかったので、昨日お昼前に行ったときもミックストーストを食べました。
コーヒーもおいしいです。
昨日感想ノートを見たら、いろいろな方が感想を書いてくださっていました。
お忙しい中足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
直接お礼をお伝えできていない方もいますが、本当にうれしかったです。
娘もいろんな刺激を受けて、ここ数ヶ月で少し大人っぽくなった気がします。
私も自分にできることをコツコツやっていきたいです。
この展示の機会をいただいて、絵を通して皆様とかかわることができてとてもうれしいです。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。

2011年9月25日日曜日

作品展、9/26から再開です


カフェ・ド・ルノンは今日まで連休でしたが、明日から営業するので「堅田 あずさ・堅田 萌 二人展」も明日から再開です。
会期は10/1まで、営業時間は平日は6:30~22:30、土曜日は8:00~14:00です。
私は基本的にお店にはいませんが、ゆっくり作品を見ていただければと思います。

今日は横浜に用事があって、横浜美術館の外のカールステン・ニコライ「autoR」を見ました。
仮工事囲いの壁にステッカーを貼る参加型作品なのですが、今日はステッカーの入手方法がわからず時間もなかったので、今度機会があったら私もステッカーを貼りたいです。

2011年9月24日土曜日

フラガール

福島県いわき市の、スパリゾートハワイアンズのフラガールのパフォーマンスを藤沢で見ました。
地震のあと、いろいろなところでショーをやっているのは知っていたけど、なかなか見に行けなかったので、今日見に行けてうれしかったです。
ステージの周りはたくさんのお客さんでギュウギュウで、私は人混みは苦手だけど、こんなにたくさんの人がフラガールを応援しているのだと思うととてもうれしかったです。
娘も人混みが苦手なので、普段は混雑したところにはあまり連れていかないのだけど、今日は連れて行ってショーを見せました。
フラガールの皆さんはとても美しく、素晴らしい笑顔で踊っていて、とても大変な思いをしているに違いないのに、こんなふうに笑顔で踊れるのがすごいと思いました。
きっと逆境の中で笑顔でいられる人が、本当に強い人なのですね。
私は応援したくて行ったのに、逆にたくさん力をもらってしまいました。
私は今は東北に行くのは難しいけど、いつかスパリゾートハワイアンズに行って、フラガールのショーを見たいです。

2011年9月23日金曜日

アトリエ キリギリス&ギャラリーCN

藤沢のアトリエキリギリスさんとギャラリーCNさんにときどきお邪魔します。
今日はアトリエ キリギリス「転景 vol.2」のワークショップと、ギャラリーCN「サイトウナオコ 足音をならすタビー」のオープニングレセプションの日でした。
両方とも、娘と一緒に参加しました。
私も娘も、楽しい一日でした。

転景 vol.2は小川敦生さんと内田紫陽子さんの作品が展示されていて、ワークショップではお二人のお話を伺い、参加者も「連続するカタチ」を窓に描いたり、かたちを描いてシールを作ったりしました。
小川さんと内田さんの展示を見るだけでも面白いけど、お話を聞いたり皆で絵を描いたりしてさらに新たな発見がありました。
白い線でどんどんかたちを描いていくのは、無心になることができとても心地よかったです。

「サイトウナオコ 足音をならすタビー」は、クシャクシャとしわの入った紙に描かれた絵と、立体作品が展示されています。
絵は遠い記憶の断片のように見えて、私の知らない人や景色が描かれているはずなのに、なんとなく懐かしいような気がしてきて不思議な気持ちになりました。
立体作品は、不思議なかわいい世界でした。
サイトウナオコさんや、その他いろいろな方とお話できて、楽しかったです。

「転景 vol.2」は9/25(日)までです。
アトリエ キリギリスhttp://atelier-kirigiris.com

「サイトウナオコ 足音をならすタビー」は10/2(日)までです。
ギャラリーCNhttp://gallery-cn.sakura.ne.jp

どちらも藤沢駅から歩いて行けます。
どちらも面白いので、ぜひ行ってみてください。

2011年9月20日火曜日

ヨコハマトリエンナーレ2011

ヨコハマトリエンナーレ2011をやっている横浜美術館に、友達と行ってきました。
横浜駅の近くでアフタヌーンティーをいただき、中華街に行ってから、横浜美術館へ。
ヨコハマトリエンナーレに行くのは私は前回、前々回と、これで3回目です。
前回、子供を連れて行って「ちょっと子供向けの展示じゃなかったかも?」
と思い、今回は子供を連れて行かなかったら、わりと楽しい感じの作品が多く、
「子供を連れて来ればよかったかな?」と思いました。
美術館に子供を連れて行くのは展示の内容にもよるし、年齢によって興味を持つ作品も違うと思うので、なかなか難しいです。
オノ・ヨーコさんの作品を見たいと思っていたので、見ることができてよかったです。
他にも面白い作品がたくさんありました。
ヨコハマトリエンナーレとは関係ないけど、横浜美術館のミュージアム・ショップで、ジョージア・オキーフのポストカードを買いました。
ヨコハマトリエンナーレ2011のもうひとつの会場、日本郵船海岸通倉庫には行っていないので、会期中に行けたら行きたいです。

2011年9月17日土曜日

ありがとうございます

今日はたくさんの方に作品展にお越しいただき、ありがとうございました。
これを励みに、これからも絵を描いていきたいと思います。
もし仮に「こうしたほうがいいよ」というご意見をいただいたとして、そのとおりにするかどうかは、最終的には自分で考えるべきだろうと思いますが、作品を見ていただいて感想を言っていただくのは、とても勉強になります。
見る人によって見方が違ったり感想が違ったりして、それを教えていただくことで私も新しい発見があったり、新鮮な気持ちになれました。
なんだろう、水面を水中から見るのと、水の上から見るので見え方が違うような感じかな?
今まで悩んだり苦しんできたことに、ちょっと答えが出たような一日でした。
娘もうれしそうでした。
私がいなかったとき、感想ノートに感想を書いてくださった方々も、ありがとうございます。
お店に行ったときに読ませていただいています。

カフェ・ド・ルノン、9/18~25は連休です。ご注意ください。
作品展、残りは9/26~10/1です。
よろしくお願いいたします。

2011年9月16日金曜日

カフェ・ド・ルノン土曜日は8時~14時の営業です

明日は土曜日なので、カフェ・ド・ルノンは8時~14時の営業です。
明日、私は10時過ぎ~12時とたぶん13時~14時もカフェ・ド・ルノンにいる予定です。
9/18~25は連休です。ご注意ください。

先日、植物が好きな人が展示を見にきてくれて、
絵を通して何かが「伝わった!」「つながった!」と感じることがあり、
今回の展示をして本当によかったと思いました。
これからも自分にできることをじわじわと探っていきたいです。

2011年9月13日火曜日

カフェ・ド・ルノン、9/18~25お休みです

カフェ・ド・ルノン、日曜・祝日は定休日ですが、9/20、21、22、24が臨時休業なので、9/18~25連休になります。ご注意ください。

最近、よしもとばななさんの「ごはんのことばかり100話とちょっと」という本を読みました。
ごはんって大事だな、とあらためて思いました。
特に子供にごはんを食べさせるのは、毎日のことで大変だけど、大切なことだと思います。
よしもとばななさんは、仕事をしながら子育てもして忙しいのに食べ物のことをしっかり考えていて、最初から最後まで食べ物の話ばかりで面白かったです。
私は料理が上手なわけではないし、忙しいと簡単な料理ばかりで手を抜いてしまうことも多いけど、日々食べ物に感謝しながら食事をしたいと思います。

2011年9月9日金曜日

カフェ・ド・ルノン、土曜日は8時から14時まで、日曜日は定休日です

先日展示を見に来てくれた人は、会うのが10年振りくらいでした。
お互いに忙しく、ずっと会うことができなかったので、会えてとてもうれしかったです。

明日は13時過ぎにカフェ・ド・ルノンに行く予定です。
明日の午前中は子供の習い事の発表会で、私も子供もちょっとドキドキしています。
カフェ・ド・ルノン、土曜日は8時~14時の営業なので、気をつけてください。
日曜日は定休日です。

台風12号の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く安心して生活できるよう、お祈りいたします。

2011年9月6日火曜日

無花果



無花果。昨年描いた絵です。
私は無花果が好きなのですが、私の家族は無花果があまり好きではありません。
でも無花果はひとつとかふたつでは売っていなくて、だいたい5個くらいパックになっていて日持ちもしないので、買うときは覚悟して買います。
家族もそのことをわかっていて、気が向いたら食べるのを手伝ってくれます。
今年はまだ無花果を食べていなくて、食べるのが楽しみです。

昨日から作品展が始まりました。
会期中、私は何回かはカフェ・ド・ルノンに行く予定です。
明日、お昼前に少し顔を出す予定です。
カフェ・ド・ルノン、コーヒーがおいしくて落ち着いた感じのお店です。

2011年9月3日土曜日

9/5から作品展が始まります



今日は絵の搬入の日でした。
台風が心配でしたが、お店に行く途中雨に降られることもなく、雲の間から青空が見えたりして、不思議な気持ちでした。
ずっと絵を描いたり、画材を買いに行ったり、DMを作ったり、額装をお願いしたりして展示の準備をしてきたのですが、その過程はなんだか自分自身をバラバラに解体して、もう一度最初から組み立てているような感じでした。
準備をしながら、子供と絵についていろんな話をしました。
いろいろな人にお世話になったり、励ましてもらったりして、今回の展示ができました。
9/5から西新橋のカフェ・ド・ルノンで作品展が始まります。
ぜひご覧になってください。

2011年8月26日金曜日

2本の向日葵



残暑お見舞い申し上げます。
子供の夏休みももうすぐ終わりなので、家族で箱根に行きました。
箱根登山鉄道で、何度か行ったことがある彫刻の森美術館に行きました。
広々していて、遊具のような作品もあるので、子供ものびのびと楽しんでいました。
歩き疲れたらカフェでソフトクリームを食べて、温泉足湯で足を休めました。
ピカソ館や緑陰ギャラリーのヘンリー・ムーア コレクション、本館ギャラリーの山本 基さんの塩を使った作品がよかったです。

その後、宿へ行き、温泉に入り、おいしいご飯を食べて、また温泉に入りました。
暑さと作品展の準備で、睡眠のサイクルが少しおかしくなっていたのだけど、温泉に入ったら熟睡できました。

箱根、なかなか行けないけど、温泉でしっかりと疲れをとるのもたまにはいいですね。
まだ行ったことがない仙石原のポーラ美術館にも、いつか行ってみたいです。

2011年8月12日金曜日

作品展のお知らせ





新橋の喫茶店「カフェ・ド・ルノン」にて、娘と二人展をさせていただくことになりました。
足をお運びいただければ幸いです。
この機会をくださった絵画教室星の子http://www.hoshinoko.org/の鈴木誠子さんとカフェ・ド・ルノン店主の鈴木ジョサフさんに感謝いたします。


2011年8月7日日曜日

PC修理終わりました

PCの修理が終わり、PCのメール、facebook等で連絡が取れるようになりました。

今日は小学校の田んぼの作業の日でした。
子どもは案山子づくり、私は鎌で草刈りをしました。
汗だくのどろどろになって大変だったけれど、お米を作るって、そういうことですよね。
普段食べているお米がどんなふうにできるのかを知るいい機会だと思います。
田んぼにはトンボやバッタ、カエルがたくさんいました。
子どもは小さなカエルを捕まえていました。

2011年8月1日月曜日

お知らせ

PCを修理に出すので、しばらくの間ご連絡は携帯電話等にお願いします。
よろしくお願いいたします。

2011年7月17日日曜日

ほおずき


ほおずき。2~3年前に描いた絵です。
最近花屋さんでよくほおずきを見かけます。
オレンジ色と、ぽってりした形がかわいいです。

ベランダの朝顔が、赤紫色の花を咲かせました。
控えめな感じの花だけど、とてもきれいな色です。

図書館で借りてきた「くるり」の「Philharmonic or die」というCDをきいています。
音のシャワーを浴びているような感じで、夏バテとか、その他いろいろな疲れを吹き飛ばしてくれそうな曲が詰まっています。
「コンチネンタル」、「ジュビリー」、いいですね。
このCDには入っていないけど、くるりの「赤い電車」も好きです。

2011年6月27日月曜日

朝顔のつる

私が目を離している間に、朝顔のつるが支柱に巻き付いていました。
支柱を立ててもなかなかつるが巻き付かないので、ここ数日、気になっていたのです。

植物の声をききたいなあと思います。
植物は、何も言わないけどたくさんのことを表現しますね。
私もそういう絵を描きたいです。

2011年6月23日木曜日

綿の双葉

綿の双葉。
まるっこいかわいい形です。

昨日は夏至でした。
こういうのを見つけました↓
100万人のキャンドルナイトhttp://www.candle-night.org/jp/
うちでも20:00~22:00、電気を消してみました。
電化製品のプラグも抜きました。
子供には絵本を読んであげたけど「テレビが見れない」とブツブツ言っていました…。
暗い中で過ごしていろいろ考えてみるのは、なかなかよかったです。

今、梅の実の絵を描いていて、初めて梅のジャムを作りました。
砂糖が少ないせいで酸味と苦みが強いけど、それはそれでおいしいです。
子供も食べてくれるし。
もう一袋梅を買う予定で、次は梅ジュースを作ってほしいと言われています。

2011年6月11日土曜日

地震から3ヶ月

地震から今日で3ヶ月。
村上春樹さんのカタルーニャ国際賞スピーチ原稿を読みました。
地震や原発事故について書かれています。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
昨日、平塚市美術館で「画家たちの二十歳の原点」という展覧会を見ました。
いろいろな画家の二十歳前後の作品を集めた展覧会です(6/12までです)。
草間彌生さんの若い頃の作品を見ることができてよかったです。
他の画家の作品も、若いときの熱気を感じる作品が多く、気圧される感じがしました。
私が二十歳前後の頃は、村上春樹さんの本をひたすら読んでいました。
それを糧にして今までやってこれた気もするので、私にとって「二十歳の原点」は村上春樹さんの本かも?
自分に子供ができてからは、子供をもつ女性の作品に興味が向いていったのですが、今でも村上春樹さんの本は読みます。
地震のあと、単に地震の被害というだけでなく、原発の事故などで問題が複雑になっています。
いろいろなところからいろいろな情報が入ってきて、うまく頭がまとまらないまま時間が過ぎていきました。
でもこの文章を読んで、自分は前に進むことができるし、進んでいかなければと思いました。
私はこんな立派な文章を書くことはできないけれど、絵を精一杯描きたいと思います。
あらためて被害を受けた方々にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

2011年6月7日火曜日

皿の上の5つのマンゴー


F25のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
この絵を描いているときは、マンゴーをたくさん食べました。

今日は小学校の米作り体験のお手伝いで、田植えをしました。
カエルの鳴き声がしたりチョウチョがひらひら飛んでいる中、手も足も泥だらけになってもち米と黒米の苗を植えました。
食べることは生きていく上での基本だし、お米は日本人にとって重要な食べ物なので、子供の頃に米作りの体験をするのはとてもいいことだと思います。
大人も子供も田んぼの泥の感触を楽しみながら、皆で協力して作業をしました。

2011年6月4日土曜日

朝顔の双葉


ベランダの植木鉢に蒔いた朝顔の種が芽を出しました。
葉や葉脈の形が好きです。小さな種から、こんな形のものが出てくるのが不思議です。
細い茎で、どうやって二枚の葉を支えているのだろう?

銀座のガーディアン・ガーデンにnakaban展「this far land」を見に行きました。
ちょうど同じビルの泰明画廊で北川麻衣子さんの個展をやっていたので、そちらを先に見ました。
モノクロの幻想的な世界が面白かったです。大きな絵が多く、迫力がありました。

そして、this far land展。
nakabanさんの絵はほとんどインターネットや雑誌でしか見たことがなかったのですが、実物から伝わってくる力は、パソコンの画面や印刷物で見るよりずっと強いものでした。
どうしてこんなすごい絵が描けるのだろう?と思いながら頭を殴られたような感じで、クラクラしながら見ました。
ひとつひとつの色や形、そこから伝わってくるものをずっと見ていたかったです。
前から気になっていたnakabanさんの絵本、「ころころオレンジのおさんぽ」を買いました。

2011年5月24日火曜日

アマリリス




一昨年の秋、いただいたアマリリスの鉢植え。
いただいてすぐに花が咲いたあと1年以上の間、新しい葉は出ても、花が咲くことはありませんでした。
ときどき水をやり、大きめの鉢に植え替え、雨がひどいときは室内に入れたり(雨にあたると病気になってしまうそうなので)、葉の汚れを拭いたり、肥料をやったり…。
本やインターネットで育て方を調べ、お花屋さんにも相談して世話をしていましたが、昨年のある時期からは数枚の葉が長く伸びているだけで、何の変化もありませんでした。
今ある葉が枯れたら、株ごと処分するしかないのかな…と、残念に思っていたら、今年、暖かくなってきた頃に新しい葉が出始め、しばらくすると花茎が出てきました。
そして、大きな美しい花を咲かせたのでした。
あまりの美しさに圧倒されてしまいましたが、無我夢中で描きました。
私は園芸の専門家ではないので、土の中で何が起こっているのか、本当に不思議です。

GWが終わってから、子供の学校関係の用事が続きました。
娘が通う小学校では5年生は米作りの体験をすることになっており、保護者もお手伝いをします。
先日、田植えの準備の「畦付け」という作業をしました。
6月に田植えをする予定です。

2011年5月6日金曜日

2本のカラー



カラー。F12のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
カラーは見る角度を少し変えただけでも印象が変わるので、ずっと見ていても飽きることがありません。

昨日はこどもの日(端午の節句)でした。
辻堂海浜公園という大きな公園の池で、ユニバーサルカヌーの体験をしました。
私も子供も初めてのカヌー。
自分の行きたい方向にうまく行けると水と一体化したような気分になり、面白かったです。
芝生の上でお弁当を食べたあと、子供はスカイサイクルを楽しみました。
夜は柏餅を食べました。

今年度は子供の小学校の役員をすることになりました。
忙しくなるかもしれないけれど、子供の学校生活を知るいい機会だと思います。
少しでも役に立てればと思います。

2011年5月3日火曜日

マンゴー

マンゴー。
子供の頃は食べたことがなかったけど、今は普通にスーパーで売っています。
食べてもおいしいけど、形や色も好きです。

南青山の岡本太郎記念館に行ってきました。
岡本太郎のアトリエであり、住居でもあったところです。
以前から行ってみたいと思っていて、今年は岡本太郎生誕100年なので行くことにしました。
入り口に、太郎さんの鯉のぼりが飾ってありました。
大きな美術館と違って展示されている作品は少なかったけど、アトリエや庭がよかったです。
アトリエには岡本太郎が使っていた筆や大きな刷毛、絵具のチューブなどが置いてあって、庭にも素敵な作品がいろいろあって、子供も大人も楽しめる空間でした。
庭にある作品の鐘を鳴らして、たくさんパワーをもらって帰ってきました。

2011年4月20日水曜日

オクラ

2~3年前に描いたオクラの絵です。
この頃は、よくオクラを食べていました。

深澤直人さんの「デザインの輪郭(TOTO出版)」を読みました。
深澤さんにとってデザインは、生きることと直結しているという印象を受けました。
地震のあと、長い文章を読む気になれなかったのに、この本は読めました。
災害についての本ではないのに、何故か「今読むのにぴったりの本だ」と思ったのです。
進むべき方向や、物事を考える基準を見失いそうになったとき、この本を読んで、美意識とか本当に大切なものは何かを考える手がかりをもらったような気がします。

被災地の子ども達に絵本を届ける活動をしている会社が見つかったので、絵本を送りました。
大変な思いをしている子ども達に、少しでも喜んでもらえればと思います。

2011年4月12日火曜日

朝顔の種




子供が学校で育てた朝顔からとれた種。
植物の種をまいて水をやり、芽が出ているのを見つけるとき、うれしいようなびっくりするような、不思議な気持ちになります。
3/11の地震から1ヶ月、また大きな地震がありました。
これ以上被害が出ないことを祈ります。
原発事故、被災地への支援、自分自身がどう生活していくのか、いろいろな情報をよく見極めて、できるだけ自分で考え、判断したいです。

図書館で借りてきたスピッツの「フェイクファー」というアルバムを聴きながら夕食を作りました。
つらいこと、悲しいことはたくさんあるけど、生きていかなくては。
今、このときのことも大切だけど、今の子供たちが大人になったとき、さらにその先のことも考えなければと思います。


2011年4月7日木曜日

カラー


カラー。
F3のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
カラーをモチーフにした作品は、ジョージア・オキーフの絵や、ロバート・メイプルソープの写真が印象に残っています。
メイプルソープのカラーの写真は、確かメイプルソープ&アラーキーの花をテーマにした展覧会で見たことがあります。
10年くらい前だったと思うけど、計算しつくされた構図がすごかった記憶があります。
ジョージア・オキーフの作品は画集でしか見たことがないので、いつか実物を見てみたいです。

子供の新学期が始まり、地震の影響と春休みで変則的だった生活も、徐々にもとのサイクルに戻りつつあります。
春休みは子供と図書館や海に行ったり、家の手伝いをしてもらって過ごしました。
子供の成長とともに一緒にいる時間は減っていくと思うので、今のうちに伝えたいこと、教えたいことはけっこうある気がします。
私は右利き、子供は左利きなので、野菜の皮むきなどは教えるのが難しかったのですが、少しずつできるようになってきました。

2011年3月27日日曜日

drawingオクラとミニトマト、オクラとマッシュルーム



2~3年前に描いた絵です。
竹ペンや葦ペンで描きました。

昨日、茅ケ崎市美術館で「椿、咲く―絵画と工芸―」の展示を見てきました。(この展示は、3/27で終了しました。)
茅ケ崎市美術館は茅ケ崎駅から徒歩8分、高砂緑地の中にあって、小さめで落ち着いた雰囲気でした。
いろいろな人の椿をモチーフにした絵画や工芸作品が展示されていて、見応えがありました。
一番最初に見た、尾形光琳の団扇はひときわ存在感がありました。
前から見てみたかった小倉遊亀さんの絵は、椿の生命力が伝わってきました。
堀文子さんの絵は静かな美しさがありました。
同じ椿でも、作家によって表現がさまざまに異なっているのが面白かったです。

今日は東北の知人に電話をしました。
大変だけど皆無事だから大丈夫とのこと、少しほっとしました。
皆が安心して生活できる日が、早く来てほしいです。

2011年3月24日木曜日

花桃




ここ数年、桃の節句の頃になると桃の花を買ってきます。
今まで簡単なスケッチくらいしかしたことがなかったのですが、今年は時間をかけて描いてみました。
桃の花は私にとって特別な花です。
子供が女の子なので、今年も一緒に3月3日を迎えて桃の花を飾れたと思うと、じんわりとうれしくなるのです。そして、もう春なんだ、と思いまたじんわりとうれしくなります。
描いているうちに、桃の節句はだいぶ過ぎてしまいました。

村上春樹・文 安西水丸・絵の「ふわふわ」を読みました。
村上春樹さんは本当に猫が好きなんだな、と思いました。
文と絵のバランスがいいし、安西水丸さんが描いた猫もとても素敵です。
地震の影響が生活のいろいろなところに出て、神経が疲れているときに読んで少しほっとしました。
先日市役所で義援金を受け付けていたので、少しですが寄付をしました。
被災地の方々のために役立てていただきたいです。

2011年3月13日日曜日

drawing バラ、アスパラガス


2~3年くらい前のドローイングです。
この頃は画材店で働いていて、休みの日に小さい絵を描いたりしていました。

テレビやラジオではずっと、地震の被害状況が伝えられています。
たくさんの方が亡くなったり、行方不明になっていて、胸が痛むばかりです。
救助を待っている方や避難している方が、早く安心して生活できるようになることを祈ります。
私がいる神奈川もけっこう揺れて、今朝も余震を感じたので、何もないときでも揺れているような感じがしたり、津波の映像や原発事故のニュースがショックで、食べ物の味もよくわからなくなっています。
知人は皆無事であることがわかりました。
電車が止まって帰宅できなくなっていた夫は昨夜帰ってきましたが、仕事関係で被害にあったところをまわるために今朝出ていきました。
私は地震がおきたときからとにかく、子供の安全を守り、まともな食事をさせることを考えています。

先日「毎日かあさん」の映画をみました。
一度は離婚したけれど、鴨志田さんの死を目前にして家族として一緒に生活した西原理恵子さん。
その二人を元夫婦の小泉今日子さんと永瀬正敏さんが演じていました。
家族について、考えさせられる映画でした。
今回の地震で、家族と会えなくなっている人がたくさんいます。
いつもあたりまえのように一緒にいる家族でも、一緒にいるのはあたりまえのことではないのですね。
家族でも友人でも、一期一会というか、一緒にいるそのときそのときを大切にしなければと改めて思います。
今、電力が不足しているということなので、なるべく節電を心掛けており、また被災地への寄付も少しでもしようと思います。
今描いている絵は地震で中断していましたが、仕上げたいと思います。
自分は今生きているのだから、できることをひとつひとつやるのが、亡くなった方に対する礼儀だと思います。

2011年3月12日土曜日

地震

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
私の家族は皆無事です。
知人は皆大丈夫だろうか…。
まだ余震が続いているようなので気をつけてください。

2011年2月25日金曜日

グズマニア

グズマニア。葉のグラデーションがきれいだったので描きました。
今日は関東地方で春一番が吹きました。
明日は寒くなるそうですが…。
オノ・ヨーコさんの「グレープフルーツ・ジュース」を読みました。
私が読んだのは講談社文庫で、オノ・ヨーコさんの言葉に日本の33人の写真家のモノクロ写真がついています。
ひとつひとつの文章、写真にハッとさせられます。
自分の凝り固まった思考回路をひっくり返されるような。
それぞれの文章は短いのですが、繰り返し読んでも新鮮な気持ちで読めるし、写真も何度見ても飽きない写真ばかりなので、旅先などに持っていくのにもよさそうです。
最後のところに原書「GRAPEFRUIT」の英文がついています。

2011年2月11日金曜日

ドラセナ コーディラインレッド


ドラセナ コーディラインレッド。
植物を描くときに、その植物と対話するようなつもりで描いています。
同じ時間を生きていることを感じながら描きます。

高山なおみさんの「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」を読みました。
私の好きなタルコフスキーの映画や、よしもとばななさんの話があって興味深く、エッセイなのだけど夢の中の話や昔の記憶などがよく出てくるので、不思議な気持ちで読みました。
最後のところに、とてもおいしそうな料理の写真とレシピがついています。
それぞれの料理についている名前も素敵です。

今日は朝から雪が降っています。
美容院で髪を切ってもらい、雪の中を帰ってきました。

2011年2月4日金曜日

節分

2005年に描いた、いろいろな種類の豆の絵です。
昨日は節分でしたね。
以前は恵方巻きをスーパーで買っていたのですが、今年は自分で作ってみることにしました。
恵方巻きは具を七種類入れることになっているので、作るのは大変でしたがおいしく出来上がりました。
子供に豆まきをしてもらい、一緒に豆を食べました。

2011年1月24日月曜日

ドラセナ


 
ドラセナ。
影も描きたくて、こういう絵になりました。

先日、娘が10歳になりました。
私も母親になって10年ということで、感慨無量です。
これまでいろいろな人に助けられ、無事に10歳の誕生日を迎えられたことをうれしく思います。
昨年の秋から角野栄子さんの「魔女の宅急便」シリーズをこつこつ読んで、先日ついに最終巻「その6」を読み終わりました。
「魔女の宅急便」は児童書というイメージがあったのですが、最終巻ではキキは母親になっているので、同じ母親としてキキのひとつひとつの言動に感情移入しながら読みました。

その他には最近、よしもとばななさんの「ひな菊の人生」、「チエちゃんと私」を読みました。
「ひな菊の人生」は別冊の奈良美智さんの絵の本もよかったです。
「チエちゃんと私」は今まで読んだよしもとさんの本の中で、一番好きになりました。
なんというか、ひとつひとつの文章がキラキラ光っていて、それが美しくまとまっている感じがします。

娘の誕生日プレゼントに、近々自転車を買ってあげる予定です。
娘と一緒に自転車で図書館に行きたいです。

2011年1月10日月曜日

グニユーカリ

グニユーカリ。
いい香りがします。
今日はお正月のお菓子、花びら餅を食べました。
明日は鏡開きですね。

2011年1月9日日曜日

サファリサンセット


最近の絵。リューカデンドロンという植物のサファリサンセットという種類です。
「サファリサンセット」という名前が気に入りました。

2011年1月5日水曜日

あけましておめでとうございます

お正月は「プール」という映画を家でみました。
私の好きな小林聡美さんや、もたいまさこさんが出ています。
映像が美しく、最初から最後までじーっと見入ってしまいました。
皆でプールサイドで歌を歌う場面がよかったです。
本年もよろしくお願いいたします。