2012年12月31日月曜日

蝦夷竜胆


蝦夷竜胆(エゾリンドウ)。
F20のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
今年の9月に開催した西新橋のカフェ・ド・ルノンでの作品展の案内状に載せた作品です。
今の時期には、ちょっと季節はずれですが…。

今年は最初から最後まで忙しかったけれど、充実した一年でした。
お世話になった皆様、心より感謝申し上げます。
おかげさまで家族揃って無事に年越しできることを、ありがたく思っております。
皆様良い新年をお迎えください。

2012年12月10日月曜日

GALLERY CN サイトウナオコ CURLY&CHOCOLATE

藤沢のGALLERY CNで開催されている、「サイトウナオコ CURLY&CHOCOLATE」のオープニングレセプションに行ってきました。
しわの入った古い紙に描かれた絵やアルミの立体作品(ハルオくん)、アクセサリーなどが展示されていました。
サイトウナオコさんの展示はGALLERY CNでは3度目で、今回の絵は素材や色の使い方に、作家さんの意図がよりはっきり表れている気がしました。
ハルオくんは今回はクリスマスっぽい衣装でかわいかったです。
展覧会のタイトル「CURLY&CHOCOLATE」についての説明など、作家さんのお話も伺うことができました。
この展覧会は、12/24までです(10日、11日、17日、18日はお休みです)。

藤沢GALLERY CNは今開催されているサイトウナオコさんの展示を最後に、年内で閉じるそうです。
私が初めてお邪魔したのは、2008年江ノ電エンセンテン参加企画のジム・ハサウェイさんの展示だったと思います。
それから、いろいろと面白い展覧会を見せていただきました。
GALLERY CNの空間は奇を衒ったようなデザインではないけれど、他のどこにもない渋いカッコよさがあると思います。
そこでいろいろな作家さんの作品を見たりいろいろな方とお話するのは、とても良い刺激になりました。
美術のことに限らず、もっと大きなことを学ばせていただいたと思います。
違う形になったとしても、このような場がいつかまたできることを願っています。

GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年12月4日火曜日

上原正子BAG展 ◆ ◆ Light Shape ◆ ◆

京橋のSILVER SHELLで開催されている、上原正子BAG展に行ってきました。
シックな色使い、シンプルな形のバッグはどれも使いやすそうでした。
革小物も充実していて、クリスマスプレゼントにもよさそうです。
私は11月生まれなので、ちょっと遅めの誕生日プレゼントとして「ESPOIR」という文字の入ったポーチを夫に買ってもらいました。
「ESPOIR」は、フランス語で「希望」という意味です。
夫は仕事用にベルトに通せるデジカメケースを買いました。
どちらも丁寧に作られています。
機械的に量産されたものではなく、自分の知っている人がデザインして、ひとつひとつ丁寧に作られたものを買って使うことができるのは、とても嬉しいです。
「ESPOIR」という言葉にも、上原さんの思いが込められていると感じました。
上原正子BAG展は、明日12/5(水)までです(明日は12:00~17:00)。

上原正子さんのshop兼工房、studio μ(スタジオ・ミュー)
http://www.st-mju.sakura.ne.jp

2012年11月26日月曜日

gineta 中田太陽 陶展「夜長のはなし」

藤沢のギャラリー、ginetaで開催された、中田太陽 陶展「夜長のはなし」を見てきました。
土鍋やカップ、お皿、キャンドルシェードなどの他、陶製の太鼓というような珍しい作品もありました。
ギャラリーの方のお話によると、模様のつけ方など高度な技術が使われているそうです。
こんな食器に料理を盛りつけたら食事が楽しくなるだろうな、と思える食器がたくさんありました。
葉っぱの形の箸置きもかわいかったです。
この展覧会は11/25に終了しました。
gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年11月25日日曜日

Free Culture Exhibition 2012 Photographer:Sohei Takahashi×Framer:Hitomi Amano

藤沢のFree Cultureというカフェ・レストランで、Exhibition 2012 Photographer:Sohei Takahashi×Framer:Hitomi Amanoという作品展を見てきました。
Sohei Takahashiさんの写真と、Hitomi Amanoさんの額縁のコラボレーション展示です。
写真は海などの風景写真が多く、見ていて清清しい気持ちになりました。
額は変形のものや、いろいろと工夫を凝らした作品も面白いですし、シンプルな小さい額も素敵だと思いました。
写真と額がよく合っていて、お店の雰囲気にも馴染んでいました。
この展示は、11/18まで七里ガ浜のDouble Doorsというお店でも開催されていたのですが、残念ながら私はそちらには行けませんでした。
でも、Free Cultureでおいしいランチをいただき、のんびり作品を見ることができたのでよかったです。
この展示は、本日11/25までです(11/25 17:00~はクロージングパーティーのため作品を見るのは難しいようです)。

2012年11月24日土曜日

アトリエ キリギリス ものからはじまるものがたり

11/23に開催された、アトリエ キリギリスの「ものからはじまるものがたり 突撃!隣の作家さん」に行ってきました。
いろいろな作家さんの好きなものが集まったガラクタ市、美しいもの、不思議なもの、何に使うのかよくわからないものなど…見るだけでも面白いけれど、買ったらもっと面白い、一日限りのイベントでした。
普通のお店では絶対に売っていないようなものが並んでいて笑いが止まらなくなったり、何を買おうか冷静に判断できないくらい楽しかったです。
Susy Cafeさんのとてもおいしいチャイ・ミルクを娘といただきました。
私はそろばんの玉とポストカードを買って、娘は紙のセットと端切れのセットとカーディガンを買いました。
本を売っている作家さんが多く、品揃えにそれぞれの個性が出ていました。
出品しているものについて作家さんが説明してくれたり、作品を鑑賞するのとはまた違う方法で作家さんを知ることができる、いい機会になりました。

アトリエ キリギリス http://atelier-kirigiris.com

2012年11月23日金曜日

DESIGN STUDIO CO.MOTI Exhibition Illustration KEIKO TAKEDA

東京都千代田区平河町のカフェ・ウィステリアで、DESIGN STUDIO CO.MOTI Exhibition Illustration KEIKO TAKEDAを見てきました。

カフェ・ウィステリアは東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅1番出口から徒歩3分、東京メトロ有楽町線の麹町駅1番出口から徒歩5分のところにある落ち着いた雰囲気のカフェです。
私はホットサンドとコーヒーのセットをいただきました。
ヨーグルトのデザート付きで、おいしかったです。
DESIGN STUDIO CO.MOTI のKEIKO TAKEDAさん(武田 慶子さん)は大学時代の同級生です。
作品はアクリル絵具・水彩色鉛筆等で描かれたイラストレーションで、全体的にやわらかい、優しい感じでした。
植物とか風景というように、何となく具体的なものは描かれているけれど、抽象画のようでもあり、武田さんの心象風景なのかなと思いました。
武田さんの人柄がよく表れていて、気持ちが和らぐような展示でした。
学生時代、同じアトリエで過ごした人の作品を、卒業後も見られるのは嬉しいことです。

この展覧会は11/30(金)までです(土・日・祭日はお休みです)。
DESIGN STUDIO CO.MOTI  http://www.co-mochi.com/

2012年11月20日火曜日

Kazuaki Kameyama カレンダー&原画展2013 in Daisy's Cafe

鎌倉市長谷のデイジーズカフェで開催されている、亀山和明さんの作品展を見てきました。
デイジーズカフェは窓から海が見える素敵なカフェで、江ノ電の長谷駅から歩いて行くことができます。
今回はチーズケーキとコーヒーをいただきました。
とてもおいしかったです。
今年の6月に都内で亀山さんの展示を拝見して、そちらも落ち着いた感じでよかったですが、今回は海辺のカフェ、デイジーズの雰囲気が亀山さんの海の絵や木製の額縁ととてもよく合っていました。
亀山さんが七里ガ浜で描いた海の絵は光の表現が美しく、デイジーズカフェの窓から見える海と響き合っている気がしました。
カレンダー&原画展ということで、2013年のカレンダー、原画、複製画、ポストカードが販売されています。
カレンダーはA3壁掛けタイプとCDサイズ卓上タイプがあり、A3壁掛けタイプを買いました。
色がとてもきれいで、各月毎に亀山さんの言葉が添えられています。
今、飾る場所を検討中です。
デイジーズカフェを出たあと、海を見に行きました。
少し寒かったけれど、ちょうど日が沈む前でとてもきれいでした。

この展覧会は、11/30(金)までです。
亀山和明さんHP  http://kameyamakazuaki.com

2012年11月18日日曜日

GALLERY CN 都築まゆ美 作品展

藤沢のGALLERY CNで開催されている、都築まゆ美さんの展覧会illustrations&fabric worksのオープニング レセプションに行ってきました。
2010年にもGALLERY CNで都築さんの展示を拝見しましたが、今回はさらに面白くなっていると思いました。
鹿の形のファブリック・トロフィーの口にファスナーがついていたり、イラストレーションの原画が初めて展示されたり、平面と立体が組み合わさった作品も意表を突かれました。
また、カラーのプリント作品も、独特の色合いに惹きつけられました。
イラストレーションは、原画やカラープリントと、雑誌や書籍に印刷された状態を両方見られるのがよかったです。
制作のお話なども都築さんから伺うことができて、とても有意義な時間となりました。
都築さんの作品はどれも綺麗でカッコイイけれど、同時に少しこわい感じがします。
そのバランスが、張り詰めたような空気感とか不可思議な魅力を作っているのかなと思いました。
この展覧会は12/2(日)までです(月、火はお休みです)。

GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年11月9日金曜日

カフェ・ド・ルノンでの9月の作品展の様子

今年の9月に西新橋のカフェ・ド・ルノンで堅田 あずさ・堅田 萌 二人展2012をさせていただいたときの写真を載せますのでご覧ください。
お忙しいところ足を運んでくださった方、応援してくださった方、あらためて御礼申し上げます。

 





 
 


 
 先日久しぶりに図書館に行って、くるりの「魂のゆくえ」というCDを借りてきました。
そのCDを何度も聴きながら、コーヒーを飲んだり絵を描いたりしています。

2012年10月31日水曜日

アトリエ キリギリス/ジャック&豆の木

10/28は藤沢のアトリエ キリギリスと、鎌倉のギャラリー&カフェ ジャック&豆の木に行ってきました。

アトリエ キリギリスではキリギリス的食卓コーディネート・奇人編という展示をやっていました。
展示の仕方によって作品の表情も変りますね。
秋にぴったりの渋い雰囲気のコーディネイトでした。
アトリエ キリギリス  http://atelier-kirigiris.com/

ジャック&豆の木では、リン版画工房 詩画集展を拝見しました。
小さな作品の中に凝縮された思い、静かな版画と詩の世界。
こちらもこの季節にふさわしい展示だと思いました。
この展示は、11/3(土)までです。
ジャック&豆の木 http://jack-bean.jp/

ジャック&豆の木に行ったあと、アトリエ キリギリスで教えていただいた鎌倉のbooks mobloという本屋さんに行きました。
小さな本屋さんですが、いろいろと興味深い本が並んでいます。
本以外にもポストカードや雑貨も扱っていて、面白いお店です。
娘が外国のちょっと珍しいデザインのノートが欲しいというので、ノートを買いました。

2012年10月29日月曜日

~暗くなるまで待って~Round Art Fujisawa NIGHT TOUR

10/27(土)に開催されたRound Art Fujisawa NIGHT TOURに参加しました。
RAF(Round Art Fujisawa )vol.04「かぜがたねをはこぶとき」の展示、GALLERY CNの内田 望 展「いのちのかたち」とginetaの石井 誠 展「SOMETHING INVISIBLE 見えないなにか」を巡るツアーです。
ギャラリーの方や作家さんのお話を伺って、作品を鑑賞しました。

内田 望さんの展示は、新たにドラゴンの作品が登場。
内田さんの作品とGALLERY CNの空間がとてもよく合っていて、イメージの世界にしかいないはずの生きもの(?)が、目の前に存在しているのが面白いです。
この展示のあと、ドラゴンは海外に行ってしまうそうで、この機会に見ることができてよかったです。

石井 誠さんの木彫作品は、音や光と組み合わされた楽しい世界。
以前の石井さんのginetaでの展示と比べると、かなりはじけた感じがしました。
突拍子もない組み合わせのモチーフや作品のタイトル、人物の独特の表情から、石井さんの世界観が醸し出されています。
金属の平面作品も素敵でした。

NIGHT TOURは初めて参加しましたが、皆で飲み物を飲んだり食べ物をつまんだりしながらワイワイと作品を見るのはとても楽しかったです。
内田 望 展と石井 誠 展、どちらもスケールの大きい作品、展示だと思いました。

GALLERY CNの内田 望 展、ginetaの石井 誠 展は11/4までです。
GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/
gineta  http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年10月20日土曜日

GALLERY CN  内田 望 展

藤沢のGALLERY CNで開催されている内田 望 展 いのちのかたち のオープニングレセプションに行ってきました。
鉄で作られた生き物のような、機械のような作品は今にも動き出しそうでした。
天井から吊るされた大きな作品は、ひときわ存在感があります。
基本的には全て鉄で作られているそうですが(一部真鍮等が使われているそうです)、表面の加工や塗装によって様々な色や質感が表現されていました。
特に男性はこういう作品が好きな人が多いようで、一緒に行った夫も食い入るように見ていました。
もちろん私も、すごいなあと思いました。
作品もすごいけれど作品ファイルも凝った内容になっていて、制作過程等も見ることができます。
また、工具のミニチュアや、木の枝や竹でできたボールペンやシャープペンシルもとても面白いです。
この展示は、11/4(日)までです(10/22、23はお休みです)
10/27(土)にGALLERY CNとginetaを巡るRAF(Round Art Fujisawa)ナイトツアーがあります(集合場所GALLERY CN 17:00start)

GALLERY CN   http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年10月8日月曜日

玉川高島屋S・C ベニシアと仲間たち展

玉川高島屋S・Cで、「ベニシアと仲間たち展」を見てきました。
ベニシア・スタンリー・スミスさんのエッセイや絵、夫の梶山正さんによる写真等、そしてベニシアさんの仲間たちの作品が展示されていました。
植物や風景のスケッチはかわいらしく、見ていて気持ちが穏やかになりました。
ベニシアさんの家や庭の様子、植物に対する姿勢を見ていると、同じような生活をするのは無理だとしても、何かしら学べることはあるのではないかと思いました。
庭のある家に住むことができなくても、ベランダで鉢植えの植物を育てることはできるし、子育てに追われて時間がなくても、ハーブティーを飲んでホッと一息つくことはできます。
小さなことでも、自分の生活に合った形で植物と付き合う方法を考えていきたいと思いました。
この展示は本日10/8に終了しました。
ベニシアさんの本なども読んでみたいです。

2012年10月2日火曜日

gineta 井上 有一 展

藤沢のギャラリー、ginetaで井上有一展を見てきました。
「花」「蝶」「月」など、力強く書かれた書や、ポスター。
そして井上有一関係の本がたくさん並んでいました。
同じ字を何百枚も書いたというお話を伺って、書への情熱が計り知れないものであったことを知りました。
まるで絵のような文字。
思いを込めて書かれたことが伝わってきます。
須田剋太 画 「有一座像」も見ることができてよかったです。

この展覧会は10/7(日)までです。
gineta  http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年9月30日日曜日

ご来場ありがとうございました

カフェ・ド・ルノンの堅田 あずさ・堅田 萌二人展 2012は、昨日9/29に無事に終了いたしました。
たくさんの方にお越しいただき、心より感謝申し上げます。
皆様からいただいたご意見・ご感想は大切に読ませていただいております。
また、今回ご来場いただけなかった方も、いつか機会がありましたら私や萌の作品をご覧いただけると嬉しいです。
この作品展を開催するにあたってご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
これを励みに、これからも絵を描き続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

堅田 萌「四季のフルーツバスケット」

2012年9月28日金曜日

堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012 9/29最終日です(14時までです)

西新橋のカフェ・ド・ルノンで開催されている堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012 は明日、9/29(土)が最終日です(14時までです)。
既にお越しいただいた方、どうもありがとうございます。

私は明日13時~14時にお店にいる予定です。
よろしければどうぞお出かけください。
お待ちしております。
 
 

2012年9月25日火曜日

ギャラリー銀座陶悦 BAG 上原正子9月展

今日はカフェ・ド・ルノンに行ったあと、ギャラリー銀座陶悦に上原正子さんの9月展を見に行きました。
秋らしい色合いのバッグや小物が並んでいて、これからの季節に活躍しそうだと思いました。
どれも洗練されたデザインで、素材も素敵です。
バッグは様々なパーツを組み合せて作られます。
私は自分が平面作品ばかり制作しているせいか、バッグのように立体的なもののデザインや制作過程はとても面白く感じられます。
平面の革から、どうしてこんなにエレガントな形のバッグが出来上がるのだろうと、上原さんのバッグを見るといつも不思議に思うのです。
上原正子9月展は、明日9/26(水)までです(明日は17時までです)。

上原さんのshop兼工房、studio μ(スタジオ・ミュー) 
http://www.st-mju.sakura.ne.jp

2012年9月21日金曜日

堅田あずさ・堅田萌 二人展2012 ドローイング

西新橋のカフェ・ド・ルノンで堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012を9/29(土)まで開催中です。
土曜日は14時までの営業、日・祝はお休みです(明日9/22は祝日なのでお休みです)。
既にお越しいただいた方、どうもありがとうございます。
来週、私は9/25(火)と9/29(土)の13時頃~14時頃お店にいる予定です。

展示を見てくださった方から、「ドローイングが面白いね」という感想をいただくことがあります。
ドローイングは、竹ペンや葦ペンにインクをつけて描いています。
「単純な材料で身近なものを簡潔に描く」という方向で考えています。
以前、画材店で働いていて、世の中にはたくさんの種類の画材があり、昔から使われている画材もある中で新しい画材が開発され販売されることを知り、とても興味深かったです。
その中で、植物を加工して作られた竹ペン・葦ペンは、画材について考えるときにいいヒントになるような気がしました。
竹ペンや葦ペンで描くとき、「絵を描くことの原点」みたいなことを自然と考えるのだと思います。

堅田あずさドローイング

 
堅田萌「夏みかん」


堅田萌「梅の花」


作品展の準備をしながら、絵を描く意味や生きる意味について考え、頭の中がぐるぐるとなっていたとき、谷川俊太郎さんのエッセイ「ひとり暮らし」を少しずつ読みました。
いつか、谷川俊太郎さんの詩の朗読会に行ってみたいです。

2012年9月16日日曜日

Gallery Q intellectual展/GALLERY CN ON THE  ROADSIDE

昨日は西新橋のカフェ・ド・ルノンに行ったあと、銀座のGallery Qのintellectual展を見に行きました。
依藤 奈奈さんの大きな作品が展示されていました。
色が鮮やかで、力強い絵でした。
今までに見た依藤さんの作品と比べるとより抽象的になっている気がして、依藤さんの中のイメージが前よりもダイレクトに伝わってくるようでした。
もちろん、以前の作品も好きです。
小さい作品も魅力的でした。
他の方の作品も、電球を加工したものや、鏡を使ったものなど、どれも面白かったです。
この展覧会は昨日9/15で終了しました。

夕方からは、GALLERY CNで開催されている松浦隆幸さんの写真展ON THE ROADSIDEのオープニングレセプションに行きました。
アメリカを旅して撮影された写真の数々が展示されています。
ザラッと乾いた感じの道や建物、青い空。
どの写真もいいなと思いましたが、地平線まで道がまっすぐ伸びている写真が特に好きです。
松浦さんのお話も伺うことができて、楽しかったです。
この展覧会は9/30(日)までです(18、24、25はお休みです)。
GALLERY CN  http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年9月14日金曜日

cafe紅 岩瀬裕夏 影絵展

日本橋小伝馬町のcafe紅で、岩瀬裕夏さんの影絵展が開催されています。
今日、西新橋のカフェ・ド・ルノンに行ったあと、岩瀬さんの展示を見に行きました。
和風の店内に、岩瀬さんの幻想的な作品がよく合っていました。
夜、眠りにつく前に、遠い国のおとぎ話を聞いているような…。
お店も落ち着いた雰囲気で素敵でした。
私は自家製梅ソーダ をいただきました。
とてもおいしかったです。
この影絵展は明日15日(土)までです。
岩瀬裕夏さんHP 影絵の魔術 http://www014.upp.so-net.ne.jp/comit/

西新橋のカフェ・ド・ルノンで、堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012開催中です。
既にお越しいただいた方、どうもありがとうございます。
土曜日は14時までの営業、日・祝お休みです。
明日9/15(土)、私は11時くらいから12時くらいまでお店にいる予定です。
明日は萌も行きます。
ミックストーストもおいしいけれど、明日はスパゲティをいただこうかな。

2012年9月7日金曜日

カフェ・ド・ルノン土曜日は14時まで、日・祝お休みです



  
堅田 あずさ・堅田 萌 二人展2012開催中です。
植物(果物や野菜等も含めて)をモチーフとして、二人あわせて計30点ほどの絵を展示しています。
既にお越しいただいた方、どうもありがとうございます。
展示をさせていただいている西新橋のカフェ・ド・ルノンは、土曜日は14時までの営業、日・祝お休みです。ご注意ください。
 
私、堅田あずさがカフェ・ド・ルノンに行く予定は今のところ以下のとおりです。
 
・9/8(土)の13時くらいから14時くらいまで
・9/14(金)の11時くらいから12時くらいまで
・9/15(土)、9/25(火)、9/29(土)→時間未定
決まり次第このブログに書きます。
私がいないときでも、お店にノートを置いているのでメッセージを書いていただけると嬉しいです。

堅田 萌は今のところ、9/15のみ行く予定です。

私にとって絵を描くことや人が描いた絵を見ることは、食べたり眠ったりするのと同じくらい根本的なことです。
自分自身より、自分が描いた絵のほうが自分の本体なのではないかという気さえしてしまいます。
そういうことをうまく言葉で表現することはできないけれど、絵を見ていただけるのはとてもありがたいです。

2012年9月3日月曜日

堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012 始まりました

本日、9/3(月)より、堅田 あずさ・堅田 萌 二人展 2012始まりました。

場所 カフェ・ド・ルノン(東京都西新橋1-18-9西新橋ノアビルB1)

日時 2012/9/3~9/29
    平日AM6:30~PM10:30
    土曜AM8:00~PM2:00
    
    (昼食時12:00~13:00は混雑しますのでご遠慮下さい)
    日曜・祝日定休

地下にある落ち着いた雰囲気の喫茶室です。
私は今週は9/8(土)13:00~14:00にお店に行く予定です。
9/15(土)、9/25(火)、9/29(土)も行こうと思っていますが、まだ時間は決めていないので、後日このブログでお知らせします。
予定が変わる場合もあるかもしれないので、ブログを確認していただければと思います。
私がいないときでもお店にノートを置いているので、感想等書いていただければ嬉しいです。

この作品展を開催するにあたってご協力いただいたカフェ・ド・ルノンの鈴木ジョサフ様、絵画教室星の子の鈴木誠子様、私の友人・知人の皆様に心より感謝申し上げます。
私の家族にも、ありがとう。

どうぞよろしくお願いいたします。

2012年9月2日日曜日

gineta 田中 三枝子 藍染・手織展

藤沢のギャラリー、ginetaで開催されている、田中三枝子さんの藍染・手織展を見てきました。
藍やその他の植物で染めた糸で織られたストールや羽織ものなどが展示されています。
落ち着いた藍の色は目に優しく、見ていて気持ちが穏やかになります。
作家の田中さんが制作の様子や材料についてお話してくださいました。
羽織ものを試着させていただき、軽さや柔らかさに驚きました。
奥が深そうな染めや織りの世界。
田中さんの作品は様々な植物の特徴を生かして作られているのが、素敵だなと思いました。
この展覧会は9/9(日)までです。

gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年8月28日火曜日

横浜美術館 奈良美智「君や僕にちょっと似ている」

横浜美術館で開催されている、奈良美智さんの展覧会「君や僕にちょっと似ている」を見てきました。
大きな彫刻や絵画、ドローイングなど。
ブロンズ彫刻はどれも存在感があって、それぞれの表情が味わい深かったです。
「Young Mother」という、大きな絵がありました。
奈良さんの作品は子供や犬をモチーフにしているイメージがあったので、タイトルに「Mother」という単語が入っているのがちょっと意外で、描かれた女性がこちらをまっすぐ見ている表情に惹きつけられました。
また、「頭痛」というタイトルのドローイングが展示されていて、頭が痛い様子がありありと表現されていたので、奈良さんは頭痛持ちなのかな?と思いました。
常設展でも奈良さんの作品が展示されていて、たっぷり楽しみました。

私は2001年に横浜美術館で開催された奈良美智さんの展覧会も見に行っています。
娘は2001年生まれなので、0歳だった娘を夫に預けて見に行ったのだと思う。
よく覚えていないけれど、たぶん子育てが忙しい中、どうしても見たくて行ったのだと思う。
今回も、自分の展示の準備で忙しい時期ですが、娘が夏休みに入ってから家族でまだどこにも出かけていなかったこともあり、どうしても見に行きたくて行ってきました。
2001年の展覧会を見たのはつい最近のような気がしてしまうのだけれど、それから11年の間いろいろなことがあって、今回夫と娘と3人で横浜美術館に行って奈良さんの展覧会を見るのはなんだか不思議な感じでした。
11年前は赤ちゃんだった娘は、小学6年生になって、奈良さんの展覧会を楽しんでいました。

家族で夏休みのお出かけもできたし(横浜美術館に行って、その後ランドマークタワーでお茶を飲んだだけですが)、さあ、自分の展示の準備を頑張ろう。

2012年8月16日木曜日

劇団四季CATS

横浜のキャノン・キャッツ・シアターで劇団四季のミュージカル「CATS」を観てきました。
「CATS」の舞台を観るのは初めてでしたが、高校の文化祭でクラスで数曲歌ったこともあって以前から興味があり、今年の11月11日に横浜公演は千秋楽を迎えるとのことで、観られてよかったと思います。
劇団四季のミュージカルは、娘が今年学校行事で「ガンバの大冒険」を観に行きました。
私は確か中学生くらいのときに、学校行事で「人間になりたがった猫」を観ました。

「CATS」は舞台装置や衣装、メイクなどもすごいし、何といっても、歌とダンスが素晴らしいと思いました。
猫の世界のお話ですが、人間の世界にもこういう人いるよね、人間の世界でもこういうことあるよね、と感じられるのが面白かったです。
そして、人間が演じているのだけど、動きがとても猫っぽかったです。
全てがフィクションなのだけど、全部本気でやっていることが伝わってきて、そこには「嘘」はひとつも存在しないんだなあと思いました。
人を感動させるとか、楽しませるって、こういうことなんだなと。
最初から最後まで全てが素晴らしく、特に私はグリザベラが歌う「メモリー」に一番感動しました。
人間が歌ったり、踊ったりして表現できることには、果てしない可能性があるのだなあ。
歌やダンスの力に圧倒された2時間半でした。

2012年8月12日日曜日

作品展のお知らせ2012






昨年絵を展示させていただいた西新橋のカフェ・ド・ルノンで、今年も作品展をさせていただくことになりました。
臨時のお知らせがある場合や、私がお店に行く日時は決まり次第このブログに載せる予定ですので、いらしていただける際はご確認くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。


2012年7月29日日曜日

アトリエキリギリスに行ってきました

昨日は藤沢のアトリエキリギリスの7月最後の営業日でした。
摩訶不思議なフクモ陶器や、涼しげなガラス作品等、「目撃」しました。
アトリエキリギリスに行くと、毎回、異空間に迷いこんだような気持ちになります。
8月は休廊とのことです。

アトリエキリギリス http://atelier-kirigiris.com

2012年7月23日月曜日

GALLERY CN  花の木版画 染付のうつわ& 山田隆太郎 うつわ展

藤沢のGALLERY CNで、花の木版画 染付のうつわと、山田隆太郎さんのうつわ展を見てきました。
植物等をモチーフにした美しい木版画や、様々なうつわ。
山田隆太郎さんの白っぽいシンプルなかたちのうつわをひとつ買いました。
見た目も素敵だし、手に持ったときに気持ちがやわらかくなるような感じもいいと思いました。
普段料理をするとき、料理にかかる時間や予算のこと、栄養バランスなどをまず考えますが、そういうことばかり考えて料理を作っていると、なんだか追い詰められているような苦しい気分になってくることがあります。
自分の用意した食事が家族の体調を左右することを考えると、責任が重いのは当たり前ですが。
気に入ったうつわがあると、このうつわに何を盛り付けようか、というふうに考えることができます。
人の手によって作られたうつわは、料理を作るのを助けてくれる気がします。
家に持って帰ったばかりの山田隆太郎さんのうつわに昨日の夜、早速サラダを盛り付けて、そんなことを考えました。
大切に使いたいと思います。
この展覧会は、昨日終了しました。
最終日に間に合ってよかったです。

GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp

2012年7月16日月曜日

gineta  ある星のつながり

藤沢のギャラリー、ginetaで「ある星のつながり」という展覧会を見てきました。
陶芸、平面、造形等、いろいろな分野の作家さんの作品が展示されていました。
この時期になると開催される、毎年楽しみな展覧会です。
陶芸や金属の造形は以前はあまり接点がなかったけれど、ginetaに行くようになって興味がわいてきました。
作品を作るときの様子を作家さんから伺ったり、ginetaで購入した陶器のカップでお茶を飲んだりしているうちに自分の世界が広がり、手仕事の重要性を学んだ気がします。
この展覧会は昨日(7/15)終了しました。
次の展覧会も楽しみです。
gineta  http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年7月15日日曜日

ポポタムCONNECT展/古代オリエント博物館

西池袋のブックギャラリーポポタム「CONNECT展」と、東池袋の古代オリエント博物館常設展「タイムスリップ!古代オリエントの世界」を見てきました。

ブックギャラリーポポタムは、住宅街の中にある素敵なお店です。
絵本や雑貨が販売されているスペースの奥がギャラリーになっていて、様々な作家さんの作品が展示されていました。
板橋区立美術館の2010年の夏のアトリエに参加された方々だそうです。
一緒に行った娘も、いろいろな方の作品を見て楽しんでいました。
「影絵の魔術」の岩瀬 裕夏さんの、幻想的な作品もありました。
いろいろな国を旅されている岩瀬さんの作品は独特の世界観があります。
どんな作品が生み出されるのか、今後も楽しみです。
この展覧会は、7/21までです(7/15、7/16はお休みです)。
岩瀬 裕夏さん 影絵の魔術 http://www014.upp.so-net.ne.jp/comit/

その後、サンシャインシティ文化会館の7階にある、古代オリエント博物館に行きました。
古代の土器や土偶、動物をかたどった造形物、金や石のアクセサリー、ガラス工芸や、ギリシャ神話の登場人物像、仏頭など、多彩な展示でした。
小さなヴィーナス像や、エジプトの聖トキ像がかわいかったです。
美術史をしっかり勉強していればもっと深い楽しみ方ができると思うのですが、あまり知識がない私と娘が見ても、けっこう楽しめました。
同じ国で、同じ時代に生きている人の作品に感動するのも素晴らしいけれど、違う国の違う時代の作品に感動できるのも、文化や時間を越えて伝わるところがすごいと思います。
娘が帰りの電車で「国や時代が違っても通用するものを作らなくては」というようなことを言っていて、頼もしいと思いました。
この展示は、7/16までです。

2012年7月7日土曜日

アマリリス 2012



今年のアマリリス。
F20のキャンバスに、アクリル絵具で描きました。
数年前にいただいたアマリリスの鉢植え。
いただいたときはわりと小さかったのですが、大きい鉢に植え替えたり、世話をしているうちにとても大きくなりました。
今年も5月の終わりに大きな花を咲かせました。
普段は地味な姿をしているので、派手な花に驚かされます。
花の時期は短く、一生懸命咲いているアマリリスに「描いて!描いて!」と言われているような気がして、だいぶ花が開いた頃に一気に描きました。
今年も咲いてくれて嬉しい。

2012年7月2日月曜日

世田谷美術館区民ギャラリー第25回星の子展

世田谷美術館の区民ギャラリーで、第25回星の子展を見てきました。
子供から大人まで、ハンディキャップのある人、ない人、国籍もいろいろの絵画教室の作品展。
どの作品も生き生きとしていて、誰もがのびのびと制作していることが伝わってきます。
絵画教室星の子の主催者、鈴木誠子さんのお人柄によるところが大きいと思います。
きっと生徒さんひとりひとりの個性を大切にされているのだと思います。
花の絵をたくさん描いている人、電車の絵をひたすら描いている人、陶芸作品や工作もありました。
鈴木誠子さんの優しい感じの植物の絵も、見ることができました。
最終日ということもあり、会場は活気がありました。
星の子展が25回目というのも、それだけ長い間、絵を描く場を皆で共有しているのがすごいと思います。
この展覧会は、昨日(7/1)で終了しました。
また来年見られるのを楽しみにしています。

2012年6月25日月曜日

アトリエ キリギリス Mail art project THE FUTURE

藤沢のアトリエキリギリスで開催されている、Mail art project THE FUTUREを見てきました。
様々な国の様々なアーティストの郵便物の作品が大量に展示されていて、全ての作品を見るのが難しいくらいでした(天井に貼られている作品もありました!)。
過去にアトリエキリギリスで展示をされた作家さんの作品もあり、知っている作家さんの作品を探すのが楽しかったです。
こんなに多種多様な作品が届くなら、毎日ポストを開けるときワクワクするだろうなと思います。
アーティスト・スタンプという、アーティストオリジナルの切手のようなシールもそれぞれの個性があって面白かったです。

この展覧会は7/1までです(月・火はお休みです)。

アトリエ・キリギリス http://atelier-kirigiris.com

2012年6月24日日曜日

GALLERY CN  檜垣 文乃 展 とりのめより

藤沢のGALLERY CNで開催されている、檜垣 文乃展 とりのめより のオープニングレセプションに行ってきました。

木彫の小さな人たちと、ドローイング作品。
木彫作品は、ご自身や、お友達などをモデルにして作られているそうです。
「とりのめより」というタイトルは、鳥の目から見たらという距離感のことですが、私は賑やかなオープニングレセプションの空間の中に、静かな小さい人たちの世界が存在しているようにな、不思議な感じがしました。
座っている人、歩いている人、立ち止まっている人….。
それぞれのポーズや、着ている服、表情など、その人の個性が表れています。
ドローイングは、人々を遠くから見たような作品と、食べ物や人物をかっちり描いた作品がありました。
対象を遠くから見たときの絵、近づいて見たときの絵…、ものを見るときの距離感に対する意識の仕方が面白いと思いました。
また、ウクレレ、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、シャカシャカ?(シェイカー?)の演奏もあり、とても楽しかったです。

この展覧会は7/8までです(月・火はお休みです)

GALLERY CN  http://gallery-cn.sakura.ne.jp

2012年6月20日水曜日

New!&吉田スーツ 亀山和明個展

虎ノ門のNew!&吉田スーツで開催されている、亀山和明さんの個展を見てきました。
亀山さんの海の絵は、亀山さんが美しいと思ったものを確信を持って描かれているように感じました。
そして、お店の外のショウウィンドウに飾られた大きな絵や、お店の中の海が月明かりに照らされているガッシュの絵など、100年後に見ても今と同じ新鮮さで美しく感じられるのでは?と思います。
美術の世界は多様で、悩むことも多いですが、自分が美しいと思うものを美しく表現することができたなら、それ以上迷う必要はないのかもしれません。
どっしりした感じの木の額縁も素敵でした。
この展覧会は本日6/20までです.

亀山和明さんギャラリーサイト http://kameyamakazuaki.com/

2012年6月17日日曜日

Daisy's Cafe kako-okada落ちゆく雫は飲み干して

鎌倉市長谷のDaisy's Cafeで開催されている、kako-okada ~落ちゆく雫は飲み干して~を見てきました。
梅雨らしく、紫陽花が描かれた絵などが展示されています。
今回、どのように絵を描いているか教えていただき、オカダ カコさんの絵を見たときに受ける不思議な印象について何となく納得しました。
絵の描き方は人によって違い、それぞれこだわりがあるのは面白いですね。
渋い薄墨と、鮮やかなアクリル絵具を組み合わせて使っているのも、色の対比が素敵だと思いました。
Daisy's Cafeのジャスミンズライスもおいしかったです。

この展覧会は6/22までです。

オカダ カコさんブログ http://kakosonogo.exblog.jp/

2012年6月8日金曜日



「萌」。F40のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
この絵は、第62回藤沢市展に出品しました。
お忙しい中足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございます。
自分の子供や次の世代の人達に向けて、手紙を書くような気持ちでこの絵を描きました。
子供に何を伝えるべきか?ということをいつも考えます。
思うようにいかないことも多々あるけれど、大切だと思うことはできるだけ伝えたい。
この絵から、植物が芽吹くときの生命力が伝わればいいなと思います。

2012年6月4日月曜日

ラ・ケヤキ ぬぬぬパナパナのぬぬ2012

新宿区内藤町のラ・ケヤキで開催されている、「ぬぬぬパナパナのぬぬ2012」を見てきました。
緑に囲まれた一軒家で、沖縄を中心とした様々な作家さんの染織作品が並んでいます。
大学時代の同級生、浜川史江さんが服や帯を出品されていて、彼女のあたたかい人柄が作品から伝わってきました。
帯やストール、小物など、どれも優しい色合いで、絹や芭蕉、綿など天然素材が使われています。
気の遠くなるような時間と手間をかけて織られた布。
作品や素材について作家さんが説明してくださるのを伺っていると、どの作家さんも自然との共存を考え、織られた布を大切に扱っていることが感じられました。
会場で田町まさよさんのベジ・ランチをいただきました(一日限定40食)。
素材本来の味が引き出されていて、とてもおいしかったです。
ランチと一緒にいただいたお茶も、不思議な味でおいしかったです。

この展覧会は今日(6/4)までです。

ぬぬぬパナパナ http://nunupana.com

2012年5月29日火曜日

第62回藤沢市展

第62回藤沢市展 美術の部が本日より始まりました。
私の絵も展示されています。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

第62回藤沢市展 美術の部 
日時 2012年5月29日(火)~6月3日(日)
午前10時から午後7時まで(日曜日は午後5時まで)
場所 藤沢市民ギャラリー(藤沢ルミネプラザ6階)
入場無料

私は今回、初めての出品です。
出品した絵は、自分の子供や次の世代の人達に向けて手紙を書くような気持ちで描きました。

2012年5月27日日曜日

studio μ バラ

藤沢のバッグ・小物のshop兼工房、studio μ(スタジオ・ミュー)さんの窓に、バラの絵を描かせていただきました。









studio μさん、新作は夏らしいバンブーハンドルのバッグ。
他のバッグや小物もどれも素敵なデザインで、丁寧に作られています。
是非お出かけください。
月曜定休、火曜不定休です。

studio μ http://www.st-mju.sakura.ne.jp


2012年5月26日土曜日

gineta【プラネット】/アトリエ キリギリス

今日は藤沢のギャラリー、ginetaとアトリエ キリギリスに行きました。
ginetaでは陶・富田啓之さんと花・大島健吾さんで【プラネット】という展覧会が開催されています。
見たこともないような不思議な植物が不思議な形の陶器と組み合わさって、面白い展示になっていました。
エアプランツやアロエの仲間、なんだか奇妙な花など。
陶器は白っぽいものや黒っぽいものなど、落ち着いた色ですが、形はユニークなものが多いです。
富田さんの陶器に大島さんの植物が植えられていたりして、それがとてもよく合っていました。

アトリエ キリギリスは、少し小規模に営業されていました。
絵本やランプ、オブジェ…。ひとつひとつが静かに光を発しているようでした。
他のどこにもない、ここだけの空間、展示。
並んでいる本や絵本は、どれも面白そうでした。
今後の展示も楽しみです。

gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/index.html
アトリエ キリギリス http://atelier-kirigiris.com/

2012年5月22日火曜日

GALLERY CN 中島尚子展「たからづくし」

藤沢のGALLERY CNで開催されている、中島尚子展「たからづくし」のオープニングレセプションに行ってきました。
木口木版作品と、版木や木口木版の道具等が展示されていました。
細い線の集積で表現された世界。
ものすごく緻密だけど、優しい感じがして、作者のモチーフへの眼差しが感じられます。
刷られた版画はもちろん素晴らしいですが、版木もひとつひとつが美しく、じっと見入ってしまいました。
普段の生活の中でよく目にするようなモチーフも、ひとつひとつ形の違う版木に絶妙な構図で配され、時間をかけて刻みこまれ、刷られた作品を見ると新鮮な気持ちになりました。
私は宝物図鑑の「あじさい」が一番好きになりました。
この展示を見た人それぞれが、きっと自分のお気に入りを見つけられると思います。
この展覧会は6/3までです(月・火はお休みです)。


GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年5月18日金曜日

根津美術館 KORIN展

根津美術館のKORIN展を見に行きました。
根津美術館蔵 国宝 燕子花図屏風とニューヨークのメトロポリタン美術館蔵 八橋図屏風。
尾形光琳のこの二つの作品が一緒に展示されるのはおよそ100年ぶりだそうです。
以前から気になっていた、燕子花を題材にしたこの二つの作品。
会期終了が迫る中、どうしても見たい!という気持ちが強くなり、思い切って見に行くことにしました。
どちらもずっと見ていたいと思うくらい、素晴らしかったです。
大きな屏風に、金地に燕子花(八橋図屏風は燕子花と橋)がドーンと構成されている迫力、燕子花図屏風を描いた10数年後に燕子花と橋を構成した八橋図屏風を描くという取り組み方に圧倒されました。
描かれているのは花だけ、あるいは花と橋だけ、色数も少ないのに、でもだからこそ時代を飛び越えて、こんなに惹きつけられるのか…。
平日の昼間にもかかわらず根津美術館は混んでいて、この絵を描いた尾形光琳もすごいけれど、こんなにたくさんの人達がこの展覧会を見に来ているんだ、日本人の感性ってすごいなあと、嬉しくなりました(外国の人も来ていて、それも嬉しかったです)。
同じ部屋に展示されていた夏草図屏風も、私は好きになりました。
 展示を見たあと、根津美術館の庭園を少し歩き、池に咲いている燕子花を見ました。
そしてまた展示室に戻り、燕子花図屏風と八橋図屏風を見ました。至福。
この展覧会が終わったら、この二つの作品を一緒に見られるのは、次はいつになるのだろう。
見に行くことができてよかったです
この展覧会は、5/20までです。

根津美術館HP http://www.nezu-muse.or.jp/index.html

2012年5月14日月曜日

混声アカペラグループ紫 アカペラ公園2012in戸塚フリーステージ

戸塚駅東口ペデストリアンデッキ・未来広場で行われたアカペラ公園というイベントに、混声アカペラグループ「紫」の歌を聴きに行きました。
いろいろなグループが歌った中で、紫は少し大人っぽい雰囲気で「ウィスキーが、お好きでしょ」と「ハナミズキ」を歌いました。
高い声の人は高い声を生かし、低い声のひとは低い声を生かしてそれぞれの声が美しく調和していました。
グループ名が「紫」なので、皆、紫色の衣装でした。
また機会があったらライブを聴きにいきたいです。
混声アカペラグループ紫 http://x69.peps.jp/murasaki5

2012年5月7日月曜日

福島・茨城

GWに福島・茨城に行ってきました。

常磐線で、最初に福島県いわき市に行ってから茨城県北茨城市へ。
東日本大震災の津波で流失し、再建された岡倉天心ゆかりの六角堂が見えるホテルに泊まりました。
翌日、茨城県天心記念五浦美術館に行きました。
岡倉天心記念室でいろいろな資料や横山大観の葉桜の掛け軸などを見たあと、佐藤美術館コレクション「花鳥風月 四季によせる想い」を見ました。
桜の絵もいろいろあり、美術館の作品でお花見ができました。
片岡球子さんや小倉遊亀さんの作品も展示されていました。
堀文子さんの「流れ行く山の季節」という大きな絵が、素晴らしかったです。
その後、福島県いわき市へ行き、山の中にある勿来関跡で源義家銅像を見て、散策をしました。
移動中、津波の被害を受けたところや、地震の揺れで屋根瓦が崩れてしまった家を見ました。

移動中やホテルの部屋で、先日読み始めた宮沢賢治の「注文の多い料理店」(新潮文庫)を読みました。
19編の童話が収録されていて、中でもこの本のタイトルになっている「注文の多い料理店」の話は視点を変えて物事を見る面白さがあります。
どれも童話なのだけど、人間がどのように自然と共存すべきか、よく考えられています。
今大変なことになっている原発の問題、皆がこの本を読んで自然との共存や子供達の未来について真剣に考えていれば、起こらなかったのでは?と思ってしまいます。
まだ途中までしか読んでいないので、ゆっくり読み進めたいです。

久しぶりだったのに、あたたかく迎えてくれた親戚の人達に感謝。
本当にいろいろ大変だと思うけれど、皆元気でいてほしいです。

帰りの常磐線の特急から、あちこちで田植えの作業をしている人達の姿が見えました。
きれいに田植えをされた田んぼは、まるで芸術作品のようでした。

2012年5月1日火曜日

cafe+gallery 芝生 Yuka Iwase ペルシャの窓

経堂のcafe+gallery 芝生で開催されている、岩瀬 裕夏さんの「ペルシャの窓」ミラーワークと影絵展を見てきました。
経堂駅を出て、すずらん通り商店街(魅力的な商店街!)を会場を探しながらしばらく歩いて行くと、cafe+gallery芝生の前で岩瀬さんが声をかけてくださいました。
影絵、鏡に描かれた絵、写真、どれも幻想的で、光が美しく表現されていました。
岩瀬さんはいろいろな国を旅されていて、旅先での一歩一歩が、大切に作品に込められているようでした。
会場のcafe+gallery 芝生も素敵なお店で、コーヒーもおいしかったです。
この展覧会は5/8までです(5/2はお休みです)。
岩瀬 裕夏さんHP「影絵の魔術」  http://www.kageeart.com
cafe+gallery 芝生 HP http://www.shiba-fu.com

2012年4月22日日曜日

スターチス  紫


紫のスターチス。昨年の終わり頃描いた絵です。
F8のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
スターチスは、よく見ると不思議な形をしていて面白いです。

長嶋 有さんの『猛スピードで母は』を読みました。
私が読んだのは文春文庫で、『サイドカーに犬』と『猛スピードで母は』がおさめられています。
二つの話にそれぞれ母親が登場するのですが、どちらも変に美化されていないところがいいと思いました。
一般的な母親像の枠からずれているかもしれないけれど、母親としての筋を通していて、「母親って元来こういうものなのかも?」と思ってしまいそうになるほど、リアリティーがありました。

それから、佐藤忠良さん/安野光雅さんの『ねがいは「普通」』(文化出版局)を読みました。
このお二人が『ねがいは「普通」』とおっしゃると凄みさえ感じられますが、「物事の本質をつかみたい」という意味なのだろうと思いました。
先日佐藤忠良さんの作品を仙台で見て、彫像はもちろん素晴らしかったのですが、木の素描もとても印象に残っています。
この本にも木の素描が載っていて、力強さと、木をよく観察して描かれていることが伝わってきます。。
安野光雅さんの作品は印刷物でしか見たことがないので、いつか実物を見てみたいです。
『旅の絵本』等が私は好きです。

2012年4月16日月曜日

gineta  齋院 志津子 製本展

藤沢のギャラリー、ginetaで齋院 志津子 製本展が開催されています。
様々な紙や布等を使い作られた本やアルバム、ノートは手にとってページをめくると、一冊一冊の中にそれぞれの世界が広がっていました。
アルバムもノートも、お店に行けば簡単に買うことができるけれど、材料を選んで製本するのはとても楽しそうだし、出来上がったものは他のどこにもない、特別な一冊になることでしょう。
アルバムはご家族への愛情が感じられるし、句集などもとても素敵でした。
こんなふうに日々の記録を大切にしていけば、毎日を丁寧に過ごすことにつながるのではないかと思いました。

この展覧会は、4/22(日)までです。
gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年4月14日土曜日

GALLERY CN 豊島 尚 展

藤沢のGALLERY CN 豊島 尚 展のオープニングレセプションに行ってきました。
いろいろなタワーや建物を光の線で描いた絵、抽象的な絵、映画の登場人物をモチーフにした絵など、どれもエネルギーを感じられてよかったです。
私は抽象的な大きな絵と山の絵が特に好きだと思いました。
娘はタワーの絵のシリーズが気に入ったそうです。
若い人が頑張っているのを見て、自分も頑張ろうと素直に思うことができました。
元気をもらった気がします。
この展覧会は、4/29までです(月・火はお休みです)。

GALLERY CN http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年4月5日木曜日

仙台

3/31に閖上に行ったあと、名取駅の近くで買い物をして、仙台に行きました。

ホテルにチェックインして、名取で買ったおいしい笹かまぼこを食べて一休みし、夕食を食べに復興支援酒場仙台駅前店へ。
このお店の利益はすべて岩手、宮城、福島の3県に寄付されるそうです。
スタッフも被災者を雇用していて、今年9月末までの限定期間営業だそうです。
牛タン、ポテトサラダ、焼きおにぎり等々を食べました。

仙台に一泊し、4/1は仙台のまちを歩きました。

最初に行ったのは、仙台三越で開催されていた―追悼―佐藤忠良 展。
佐藤忠良は宮城県で生まれた彫刻家で、この展覧会ではブロンズ像と素描が展示されていました。
作者は亡くなっても作品は生き生きとしていて、今にも動き出しそうな気がしました。
佐藤忠良が挿絵を描いた「おおきなかぶ」は、娘が小さい頃読んであげていた絵本です。
佐藤忠良の他の本も読んでみたいと思います。

その後、仙台光原社へ。
国内外の工芸品を扱っています。
渋い深みのある美しい商品がずらりと並んでいて、見ているとどれも欲しくなってしまいます。
宮沢賢治関連の商品もありました。
芹沢銈介型 光原社オリジナルフキンと、外村吉之介 述「木綿往生」という冊子を買いました。

そして昼食を食べに、フルセイルコーヒー一番町店に行きました。
気仙沼のアンカーコーヒーが出しているお店です(気仙沼市内のショップは港に錨をおろす意味でアンカー、気仙沼市以外のショップは満帆の船の意味で「フルセイル」なのだそうです)。
外でメニューを見ていたら、店員さんが出てきてメニューの説明をしてくださいました。
夫と娘はソーセージサンド(カレー)とアップルジュース、私はソーセージサンド(バジル)と本日のコーヒーを注文しました。
昼食としては軽めですが、とてもおいしかったです。

その後仙台駅で少し買い物をして、新幹線に乗って帰りました。
仙台は、どことなくあたたかみのあるまちだと感じました。
東北は魅力的なものがたくさんあって、奥が深そうです。
復興や支援について考えるとともに、東北の文化についてもっと勉強したいと思いました。
夫も娘も、宮城に行ってとても勉強になったと言っています。
いろいろな方々から学んだことを、今後に生かしていきたいです。

2012年4月2日月曜日

名取市閖上

東日本大震災の津波で流された写真を洗浄して被災地にお返しする活動に参加させていただいているご縁で、3/31に宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)に家族で行ってきました。
私が参加しているのは横浜のMM思い出返し隊という活動で、今は陸前高田の写真を洗浄していますが、その前は閖上の写真を洗浄していました。
今回、洗浄した写真が展示されている閖上小学校の体育館にお邪魔しました。
東京から仙台まで新幹線に乗り、電車に乗り換えて名取駅まで行き、そこからバスで閖上小学校へ。
バスを降りて周辺を歩いてみると、塩害で枯れた植物と、津波で破壊された建物、そして、海からは少し距離があるところでも、陸地に津波で流された船が…。
小学校の体育館に行くと、いろいろな団体が洗浄した大量の写真がありました。
MM思い出返し隊が洗浄した写真もありました。
閖上小学校の体育館でボランティアをされている方々がとても親切にしてくださり、ほんの少し作業をお手伝いさせていただきました。
私達が体育館にいる間にも、写真を見つけて喜んでらっしゃる方々がいて、その姿を見てとても嬉しかったです。
その後、地元のボランティアの方が車で日和山という小さな山に連れて行ってくださいました。
そこからは津波で流されて基礎だけになってしまった建物のあとが広がっているのが見え、向こうに海が見えました。
そこは神社のようになっていて、皆でお祈りをしました。
閖上小学校の屋上にも案内していただきました。
屋上から見ると、やはり、津波で流されたあとが広がっていて、海が見えます。
津波のあとが生々しく残っていて、大切な命を、家族を、友人・知人を、家を、生活を、仕事を、津波に奪われた方々のことを思うと言葉がうまく出てきませんでした。
よそから来た人間に津波のあとを案内してくださったり、お話をしてくださった閖上のボランティアの方々の気持ちを大切にして、私達も何かを学ばなければと思います。
帰ったら閖上のことを周りの人にも伝えてくださいと言っていただいたので、このようにブログにも書かせていただいています。
私達は自分の目で今の閖上を見て、その後いろいろなことを家族で話しました。
今自分達が生きているということは、決して当たり前ではなく、特別なことなのだということをあらためて考えました。
私が閖上に行く前にいろいろとアドバイスをくださったMM思い出返し隊の事務局の方、親切にしてくださった閖上の方々、本当にありがとうございます。
そして、1枚でも多く思い出の写真が持ち主の方に戻りますように。


MM思い出返し隊のブログ
http://blog.livedoor.jp/shashin_senjo/

次は、仙台に行ったお話を書きます。

2012年3月30日金曜日

gineta 平松 敬子 遺作展

藤沢のギャラリー、ginetaに平松敬子さんの遺作展を見に行きました。
私がこれまでに見た平松さんの作品は抽象的なものが多かったので、今回展示されている女性をモチーフにしたアルミのレリーフのデッサン力に驚かされたり、スケッチの魅力に引き込まれたりしました。
もちろん、抽象的な作品もとても素敵です。
平松さんは生前、私の娘に戦争のお話をしてくださったり、子供とまっすぐ向き合う方だったと思います。
平松さんの、次の世代に大切なことを伝えようとする姿勢を、いつまでも忘れないようにしたいです。
そして、私も見習わなくては。
あらためてご冥福をお祈りいたします。
この展覧会は4/1(日)までです。
gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2012年3月29日木曜日

Gallery-T オカダカコ「奥ノ方ニハ、光ル種」展

片瀬海岸のGallery-Tで、オカダカコさんの個展をみてきました。
独特の色使いで、にぎやかで楽しい感じの絵、手作りのアクセサリーもありました。
楽しい気持ちを分けてもらったような気がします。
オカダさんともお話できて、よかったです。
この展覧会は、昨日3/28で終了しました。
最終日に間に合って、みることができてよかったです。

Galley-T http://www.gallery-t.net/
オカダ カコさんブログhttp://kakosonogo.exblog.jp/

2012年3月24日土曜日

トマトアートフェスタ トマトの絵

高知の藁工ミュージアムで開催されているトマトアートフェスタは明日3/25までです。
私達家族のトマトの絵も展示されています。
私が描いたトマトの絵はこちらです。

たくさんのトマトの絵が展示されているそうです。
藁工ミュージアム http://warakoh.com/museum

昨日は娘の小学校の修了式でした。
娘は1年間、欠席ゼロで登校することができました。
低学年の頃は風邪やインフルエンザなどで休むこともあったので、1年間元気に学校に通えたのはとてもうれしいです。
栄養のバランスを考えて食事を作ったり、娘の体調がよくないときは外出を控えたり、私もいろいろ気をつけていたし、娘も真面目に健康管理に取り組んでいたと思います。
体調をくずしてしまったら、それはそれで仕方ないけれど、手洗い・うがいや早めの就寝など、健康のことを考えて行動するのは大切だと思います。
春休みはお花見とか、行けるといいな。

2012年3月13日火曜日

studio μ 菜の花

藤沢のバッグ・小物のshop兼工房、studio μ(スタジオ・ミュー)さんの窓に、菜の花の絵を描かせていただきました。



革のバッグや小物も多いstudio μさん、新作のナイロンのバッグもとても素敵です。
素材を選び、デザインパターン制作をされています。
どれも洗練されたデザインで、使う人のことを考えた作り方をされています。
是非お出かけください。
月曜定休、火曜不定休です。

2012年3月11日日曜日

東日本大震災から一年

東日本大震災から一年がたちました。
今日は日曜日ということもあり、昨年9月末から参加させていただいている横浜の写真洗浄の活動に参加しました。
3.11の津波で流された写真を洗浄して、被災地にお返しする活動です。
写真洗浄といっても、写真を洗う以外にもいろいろな工程があり、今日は私は洗浄ではない作業をしました。
震災から一年たってもまだ洗浄できていない写真があり、早くきれいにして被災された方々にお返ししたいと思いながらも、一枚一枚の写真を大切に扱いたいと思います。
作業の途中、14:46に参加者全員で黙祷をしました。
震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。
また、震災から一年たっても解決していない問題がたくさんあります。
被災された方々の気持ちに少しでも寄り添っていくことができればと思います。

2012年3月10日土曜日

Jim Hathaway SUN WATER WIND  GALLERY CN

藤沢のギャラリーCNで開催されているジム・ハサウェイ個展のオープニングレセプションに行ってきました。
私が初めてギャラリーCNさんにお邪魔したのが、確か2008年江ノ電エンセンテン参加企画のジム・ハサウェイ 墨絵新作展 で、面白い作品だという印象が残っていました。
今回はご本人にお会いすることができ、新しい作品も見ることができました。
絵のモチーフや材料がユニークで、繊細だったり、大胆だったり、軽やかなタッチにも驚かされ、見ていてワクワクしてきます。
娘はなまずの絵が気に入ったそうです。
この展覧会は3/25までです。
GALLERY CN  http://gallery-cn.sakura.ne.jp/

2012年2月29日水曜日

藁工ミュージアム トマトアートフェスタ

高知県の藁工ミュージアムでトマトをテーマにした「トマトアートフェスタ」が開催されます。
3/3(土)~3/25(日)、トマトをテーマにしたはがきアートが展示されます。
私のは「azu」、夫のは「I.K」、娘のは「M.K.」とサインが入ったはがきサイズのトマトの絵も展示される予定です。
また、ワークショップやトマトの即売会なども開催される他、ミュージアムの隣の土佐バルではトマト料理が食べられるようです。
私は残念ながら行けませんが、お近くの方は是非お立ち寄りください。
藁工ミュージアム、お正月に行きましたが面白いところでした。
こういうイベントは皆が楽しめていいですね。

藁工ミュージアム http://warakoh.com/

今日は雪が降って、このあたりにしては珍しくまあまあ積もりましたが、電車で出かける用事がありました。
昨年、小学校の米作り体験を手伝うために買った長靴をはいて出かけました。
雪道を歩くのは慣れていないけれど、長靴のおかげで不安なく歩くことができ、滑って転ぶこともなく、遅刻もせずに(むしろ早めに)着くことができました。
長靴があってよかった。
娘は学校の休み時間に雪遊びを楽しんだようです。

2012年2月28日火曜日

ダリア-熱唱-


このダリアは「熱唱」という名前がついています。
その由来はわからないけれど、とても華やかで本当に「熱唱」という名前がふさわしいと思います。
昨年のカフェ・ド・ルノンでの作品展で展示した絵です。
F30のキャンバスにアクリル絵具で描きました。

松浦弥太郎さんの「くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集」(集英社文庫)を読みました。
「美しい」とはどういうことか、人と人との信頼関係とは等々、この本を読みながらいろいろ考えました。
そして、日常のささやかなことを、もっと大切にしていきたいと思いました。


2012年2月18日土曜日

谷渡り



昨年のカフェ・ド・ルノンでの作品展で展示した「谷渡り」。
キャンバスにアクリル絵具で描きました。
大きさはF30です。
植物の絵を描くときは「描く」というより、「描かせてもらう」という気持ちで描きます。
描いている時間より、植物を見ている時間のほうが長いときもありますが、それでもいいと思います。
お花屋さんなどでふと引き寄せられて、自分の中に絵のイメージが浮かんだ植物は、何か縁があるのだと思います。

昨年から少しずつ読んでいた、アニタ・ポリッツァー著「知られざるジョージア・オキーフ」(晶文社)を読み終わりました。
著者の主観が入っていると思うので、これ1冊読んだだけではわからないことはたくさんあるけれど、ジョージア・オキーフがどんな人であったか、当時のアメリカがどんなふうであったかが伝わってきました。
作品も素晴らしいけれど、彼女自身も強い個性を持っていて、ジョージア・オキーフについて書かれた他の本ももっと読んでみたいと思いました。

2012年2月13日月曜日

Gallery-T 吉田 真美 個展

片瀬海岸のGallery-Tで開催されている吉田 真美さんの個展「絵の展 -ENOTEN-」に行ってきました。
日本画、フェルト作品、アクセサリー。
江ノ電と猫の絵、また、猫だけを描いた絵もあり、猫への愛情が伝わってきます。
色もやさしい感じで、こういう絵の描き方もあるんだ、日本画っていいなと思いました。
フェルトでできた羊の頭部など、楽しい作品もありました。
遊び心のある展示のやり方も面白かったです。
猫好きの方、動物が好きな方、是非行ってみてください。
この展示は2/22までです(木曜日はお休みです)。
吉田 真美さんHP http://yoisyo201.izakamakura.com/
Gallery-T HP http://www.gallery-t.net/

2012年2月12日日曜日

3331 Arts Chiyoda 写真洗浄

東日本大震災の津波で流された写真を洗浄して被災地にお返しする活動に参加しています。
昨年の9月末から参加可能な週末に横浜の会場で参加していたのですが、昨日は初めて千代田区外神田の3331Arts Chiyodaでの活動に参加しました。
体育館で大勢での作業、同じ斑になった方々は全員初対面、やり方も横浜と少し違っていて緊張しましたが、皆で協力して無事、午前・午後の作業を終わらせることができました。
洗浄後の写真をたくさんの被災された方々が展示場所に探しにこられているそうで、小さな力かもしれないけど、私がやっていることは少しかもしれないけど役に立っていて、気持ちは多分届いているのだと思いました。
大切な思い出の写真が一枚でも多く、元の持ち主の方に戻ればいいなと思います。
今後はまた横浜の会場で参加する予定です。
一緒に作業した皆様、ありがとうございました。

2012年2月2日木曜日

ふじ







2011年度PTAの仕事で、小学校で配布する印刷物のタイトル画を担当しました。
デジタル加工:K.Hayashiさん。

昨年の春からミーティングに出席したり、学校行事の取材、PC作業等をしました。
PTAの委員をやるのは初めてで、戸惑ったり悩んだりすることもありましたが、それまで接点のなかった方々と知り合うことができたり、あまり使ったことがなかったPower Pointの使い方を少し覚えたり、いろいろ勉強になりました。
これらの絵は小学校で配布するということを考えて、子供達やお父さん達、お母さん達に楽しい気持ちになってもらえればという思いで描きました。
子育ては日々大変ですが、子供の笑顔を描くことにより、同じ時期に子育てしている方々と子供と過ごす時間の楽しさを共有できればと思いました。

小学校6年間の間に一度は委員をやるという母親としての役割は一応果たせたと思い、少しホッとしています。
3月までの任期が終わったら、絵を描いたり、本を読む時間をもう少し増やしたいと思います。


2012年1月28日土曜日

双葉、ペコロス

双葉

ペコロス


双葉、ペコロス。
ミューズケナフという紙に竹ペンとインクで描きました。
大きさはサムホールです。
竹ペンや葦ペンは面白い線が描けるし、シンプルなので好きです。

ベビーコマツナ、山東べかな、レッドアジアンマスタード、サラダ水菜の種がミックスされたものをまいたのですが、これは何の双葉なのかまだわかりません。
双葉は生命力の象徴のように思えます。
コロコロしてかわいいペコロス(小玉葱)は、グラッセ(バター煮)にして食べました。

今日は久しぶりに子供と図書館に行きました。
アニタ・ポリッツァー著「知られざるジョージア・オキーフ」と美術手帖2011年12月号(特集 三宅一生)を借りました。
三宅一生さんの服、面白いですね。


2012年1月23日月曜日

Svetlana Tarlova スビトラーナ・タルロワ個展 Gallery-T

片瀬海岸のGallery-Tで開催されている Svetlana Tarlova スビトラーナ・タルロワ個展を観てきました。
ロシア人の写真家によるバレエダンサーのモノクロ写真の作品展です。
バレエダンサーがとても美しく、また写真の構図や光の加減が素晴らしく、不思議な印象を受けました。
どうやって撮影しているのか気になって、ギャラリーの方にいろいろ質問してしまいました。
きっと作家さんの心の中に美しいイメージが強くあるのだと思います。

Gallery-T  http://www.gallery-t.net/

2012年1月20日金曜日

日本水仙


日本水仙。とてもいい香りがします。
モンバル・トラディションという紙にアクリル絵具で描きました。
大きさは148mm×105mmです。
おかげさまでこの1月で娘は11歳になりました。
これは娘へのバースデーカードで、娘の誕生日に買ってきた日本水仙を描きました。

娘の誕生日にはクリームシチューを作りました。
市販のルーを使わず、バター・小麦粉・牛乳でホワイトソースを作りました。
ルーを使ったシチューよりおいしくできたと思います。
近所の和洋菓子のお店で買った小さなケーキを夕食後に家族で食べました。
娘のリクエストのチョコレートケーキ。とてもおいしかったです。


2012年1月16日月曜日

トマト

トマト。ミューズケナフという紙に、竹ペンとインクで描きました。
大きさはサムホールです。
スーパーに行くといろいろな種類のトマトがあるので、他の種類のトマトも描いてみたいです。

昨日は写真洗浄に行きました。
私は今年最初の参加でした。
参加し始めた頃は教えていただいてばかりでしたが、最近は初心者の方に作業のやり方を説明するようなことも増えました。
初めて参加する方は不安もあると思うので、わかりやすく説明するよう心がけたいと思います。

2012年1月14日土曜日

二十日大根


二十日大根。
ミューズケナフという紙に、竹ペンとインクで描きました。
二十日大根は胡瓜と一緒にサラダにして食べました。

今日は久しぶりにハイキングに行きました。
権現山~弘法山~吾妻山。
途中で鳥の観察をして、メジロやキジバト、その他名前のわからないいろいろな鳥を見ました。
帰りは鶴巻温泉駅の近くの弘法の里湯に入って一休み。
疲れたけれど、いい気分転換になりました。

2012年1月11日水曜日

紫蘇の葉

紫蘇の葉。
竹ペンとインクで描きました。
紫蘇は刻んで、輪切りにした胡瓜と一緒に軽く塩もみしてから、高知の馬路村のポン酢しょうゆをかけて食べたらとてもおいしかったです。

娘の小学校の新学期が昨日から始まりました。
明日は書初めをするそうです。

2012年1月6日金曜日

あけましておめでとうございます



お正月の植物、千両です。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

お正月は、高知県にある夫の実家で過ごしました。
高知へは今まで飛行機で行っていたのですが、今回は新幹線と特急での移動。
夫の親戚に会ったり、近くの神社にお参りに行きました。
1/3には高知市の藁工ミュージアムという小さな美術館に行きました。
古い蔵を改装して作られた場所で「パリに渡ったニッポンのアール・ブリュット」という展覧会を見ました。
作品も建物も面白かったけれどお正月だからか、ミュージアムとミュージアムショップ以外は営業していないようだったので、今度行く機会があれば近くの他の蔵でやっているギャラリーなども見てみたいです。

長距離切符は途中下車できることを知り、帰り1/4は私だけ京都で途中下車して、友人に会いました。
私は小学校の途中から9年程大阪に住んでいて、京都の高校に通っていたのですが大人になってからは10年以上行っていなかったので、本当に久しぶりの京都。
一度行ってみたかったイノダコーヒ本店でコーヒーとサンドイッチをいただき、京都文化博物館で京都美術・工芸ビエンナーレ2012を見ました。
雪の降る京都を雑貨屋さんなどをのぞきながらブラブラして、抹茶をいただいて帰ってきました。
ほんの数時間の滞在でしたが、友人にも会えたし京都を楽しめたのでよかったです。

皆様はどのようなお正月だったでしょうか。
私はイノダコーヒで美濃焼のコーヒードリッパーを買ったので、今年はこれで淹れたコーヒーを飲み、絵を描きたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。