2013年2月28日木曜日

藁工ミュージアム ベジアートフェスタ

高知県高知市、アートゾーン藁工倉庫の藁工ミュージアムで、野菜が主役の展覧会「ベジアートフェスタ」が開催されています。
昨年の「トマトアートフェスタ」に続いて、今年は「ベジアートフェスタ」です。
私と堅田 萌が描いた葉書サイズの野菜の絵も展示されていると思いますので、高知にお住まいの方、高知に行かれる方は是非お立ち寄りください。
私が描いたのはスナップえんどうの絵で「azu」というサインが入っています。
堅田 萌はラディッシュの絵で「M.K」というサインが入っています。
新鮮野菜と野菜加工品の即売会などもあるようです。
また、お隣のレストラン土佐バルにて「深夜食堂」特別メニューも登場するようです(ディナータイムのみ・数量限定)。
この展覧会は、3/31(日)までです。

アートゾーン藁工倉庫 http://warakoh.com/

2013年2月26日火曜日

東京五美術大学連合卒業・修了制作展/文化庁メディア芸術祭

2/23(土)に六本木の国立新美術館に行って、東京五美術大学連合卒業・修了制作展と文化庁メディア芸術祭を見てきました。

五美大展で展示されていたのは日本画・油絵・版画・彫刻です。
私は国立新美術館での五美大展に行くのは初めてでした(私が学生だったときは、上野で五美大展をやっていました)。
先日上野で見た芸大の卒展とはまた違って、はっちゃけた感じの作品もあり、いかにも美大という感じの自由な雰囲気が楽しかったです。
個人的には、版画と彫刻が面白い作品が多かった気がします。
特に版画は、小さい作品の中にも凝縮された世界が表現されていて、一枚一枚を見るのが楽しかったです。
日本画・油絵は大画面の作品が大量に展示されていて、それぞれの人の個展などを見るのとは異なる印象になると思いますが、たくさんの人の作品を一度に見られるのが、卒展の良さなのかもしれません。
私が卒業した女子美の洋画専攻の作品を見ていると、大きなアトリエを皆で共有して制作した学生時代を思い出しました。
それぞれの作品に対する様々な評価はともかく、私が女子美で学んだ一番大切なことは、性格とか、作風とか、価値観の違いをお互いに認め合って共存するということだったなあと思いました。

文化庁メディア芸術祭は、薄暗い会場に人がたくさんいて圧倒されましたが、宮沢賢治原作のアニメ映画「グスコーブドリの伝記」を少し見ました。
キャラクター原案はますむら・ひろしさんで、私は以前月刊MOEで連載されていたますむらさんの「アタゴオル玉手箱」を読んでいたときがあるので、興味深かったです。
「グスコーブドリの伝記」、宮沢賢治の原作も読んでみたいです。
文化庁メディア芸術祭は、初めて行ったということもあり全体を把握できなかったのですが、アニメの原画なども展示されていて、たくさんの人が見に来るのも頷けるイベントでした。

平成24年度第36回東京五美術大学連合卒業・修了制作展は、3/3までです(2/26(火)は国立新美術館の休館日です)。
平成24年度第16回文化庁メディア芸術祭受賞作品展は、2/24に終了しました。

2013年2月19日火曜日

atelier kirigiris BOOKSHOP Kasper / まにまに

藤沢のアトリエ・キリギリスの2階に、ブックショップ カスパールという本屋さんがオープンしました。
また、清水玲さんの展覧会「まにまに」が開催されています。

ブックショップ カスパールは、アトリエ・キリギリスの2階の一室で営業されています。
子供から大人まで、年代を問わず楽しめそうな美しい本が並んでいました。
普通の本屋さんではあまり見かけないようなものもあって、カスパールさんのこだわりを感じます。
小さなスペースですが、密度のある空間だと思いました。
お話の中に存在するような素敵な本屋さんが、現実にそこにある、という感じでついつい長居してしまいそうです。
「raconter」という冊子を買いました。

清水玲さんの「まにまに」は、文字をモチーフにした展覧会です。
とても面白いですが、一度に全部を見ることができなくて(見方にコツがいるので、慣れるまでちょっと時間がかかる)、展示期間も長いようなので会期中にまたお邪魔して見せていただきたいです。
清水さんの作品から、私は「言葉とか、既成概念の不完全さ」みたいなものを感じたのですが、作家さんがどのような意図でこういう作品を作っておられるのか、もう少し伺ってみればよかったなと思います。

今度キリギリスさんにお邪魔するときは、是非土曜日に行って、土曜日のみ販売されるスコーンを入手したいです。

atelier kirigiris (営業日等、HPでご確認ください)
http://atelier-kirigiris.com/

2013年2月9日土曜日

BASE GALLERY 小川 敦生 animation

茅場町のBASE GALLERYで小川敦生さんの展覧会を見てきました。
鏡や紙に描かれた線の作品。
起点も終点もわからない一本の線による作品は、動物のような、植物のような、人間の無意識の世界のような…。
線をずっと辿って見ていくと、果てしない世界が広がっていて、気が遠くなるようでした。
animationというタイトルにも図録の文章にも、なるほどと思わせるところがあり、作品は近寄って見ても、遠くから見ても美しく、線は止まっているのに、生きて動いているように見えます。
鏡の作品も、紙の作品も、素晴らしかったです。
この展覧会は、昨日、2/8に終了しました。
最終日に間に合ってよかったです。

2013年2月4日月曜日

gineta 岩田 俊彦 展「ウルシエレクトロ」

藤沢のギャラリー、ginetaで岩田 俊彦 展「ウルシエレクトロ」が開催されています。
漆の伝統技法を使って作られた現代的な作品は、大胆な色使いでインパクトがあり、カッコイイです。
稲妻をモチーフにした盆や、動植物の絵が描かれたパネルなど、日本人の感性に訴えかけてくるものがあります。
私は漆についてほとんど知識がなく、いろいろ質問させていただいたら、作家さんが親切に教えてくださいました。
会津 漆の芸術祭に出品されたお話も伺いました。
日本人としてものをつくっていくということについて、考えさせられる展示でした。
この展覧会は、2/10までです。

gineta http://members.jcom.home.ne.jp/gineta/

2013年2月1日金曜日

バラ


 
ピンクのバラ。
水彩紙に、マッチカラーという水彩絵具で描きました。
大きさは、サムホールです。

私の娘は1月生まれで、おかげさまで先月無事に12歳になりました。
この絵は娘の誕生日に買ってきたバラをスケッチのような感じで描きました。
誕生日のお祝いの絵です。
今年4月に中学校に入学するので制服の注文や中学校の説明会、卒業式、入学式などいろいろと予定が入っていて何となく落ち着かないけれど、子供の成長を実感できるのは嬉しいことです。
子育ては大変ですが、学ぶことも多いです。
娘の成長を見守りながら、私も成長していきたいと思います。