2011年4月20日水曜日

オクラ

2~3年前に描いたオクラの絵です。
この頃は、よくオクラを食べていました。

深澤直人さんの「デザインの輪郭(TOTO出版)」を読みました。
深澤さんにとってデザインは、生きることと直結しているという印象を受けました。
地震のあと、長い文章を読む気になれなかったのに、この本は読めました。
災害についての本ではないのに、何故か「今読むのにぴったりの本だ」と思ったのです。
進むべき方向や、物事を考える基準を見失いそうになったとき、この本を読んで、美意識とか本当に大切なものは何かを考える手がかりをもらったような気がします。

被災地の子ども達に絵本を届ける活動をしている会社が見つかったので、絵本を送りました。
大変な思いをしている子ども達に、少しでも喜んでもらえればと思います。

2011年4月12日火曜日

朝顔の種




子供が学校で育てた朝顔からとれた種。
植物の種をまいて水をやり、芽が出ているのを見つけるとき、うれしいようなびっくりするような、不思議な気持ちになります。
3/11の地震から1ヶ月、また大きな地震がありました。
これ以上被害が出ないことを祈ります。
原発事故、被災地への支援、自分自身がどう生活していくのか、いろいろな情報をよく見極めて、できるだけ自分で考え、判断したいです。

図書館で借りてきたスピッツの「フェイクファー」というアルバムを聴きながら夕食を作りました。
つらいこと、悲しいことはたくさんあるけど、生きていかなくては。
今、このときのことも大切だけど、今の子供たちが大人になったとき、さらにその先のことも考えなければと思います。


2011年4月7日木曜日

カラー


カラー。
F3のキャンバスにアクリル絵具で描きました。
カラーをモチーフにした作品は、ジョージア・オキーフの絵や、ロバート・メイプルソープの写真が印象に残っています。
メイプルソープのカラーの写真は、確かメイプルソープ&アラーキーの花をテーマにした展覧会で見たことがあります。
10年くらい前だったと思うけど、計算しつくされた構図がすごかった記憶があります。
ジョージア・オキーフの作品は画集でしか見たことがないので、いつか実物を見てみたいです。

子供の新学期が始まり、地震の影響と春休みで変則的だった生活も、徐々にもとのサイクルに戻りつつあります。
春休みは子供と図書館や海に行ったり、家の手伝いをしてもらって過ごしました。
子供の成長とともに一緒にいる時間は減っていくと思うので、今のうちに伝えたいこと、教えたいことはけっこうある気がします。
私は右利き、子供は左利きなので、野菜の皮むきなどは教えるのが難しかったのですが、少しずつできるようになってきました。