2012年5月18日金曜日

根津美術館 KORIN展

根津美術館のKORIN展を見に行きました。
根津美術館蔵 国宝 燕子花図屏風とニューヨークのメトロポリタン美術館蔵 八橋図屏風。
尾形光琳のこの二つの作品が一緒に展示されるのはおよそ100年ぶりだそうです。
以前から気になっていた、燕子花を題材にしたこの二つの作品。
会期終了が迫る中、どうしても見たい!という気持ちが強くなり、思い切って見に行くことにしました。
どちらもずっと見ていたいと思うくらい、素晴らしかったです。
大きな屏風に、金地に燕子花(八橋図屏風は燕子花と橋)がドーンと構成されている迫力、燕子花図屏風を描いた10数年後に燕子花と橋を構成した八橋図屏風を描くという取り組み方に圧倒されました。
描かれているのは花だけ、あるいは花と橋だけ、色数も少ないのに、でもだからこそ時代を飛び越えて、こんなに惹きつけられるのか…。
平日の昼間にもかかわらず根津美術館は混んでいて、この絵を描いた尾形光琳もすごいけれど、こんなにたくさんの人達がこの展覧会を見に来ているんだ、日本人の感性ってすごいなあと、嬉しくなりました(外国の人も来ていて、それも嬉しかったです)。
同じ部屋に展示されていた夏草図屏風も、私は好きになりました。
 展示を見たあと、根津美術館の庭園を少し歩き、池に咲いている燕子花を見ました。
そしてまた展示室に戻り、燕子花図屏風と八橋図屏風を見ました。至福。
この展覧会が終わったら、この二つの作品を一緒に見られるのは、次はいつになるのだろう。
見に行くことができてよかったです
この展覧会は、5/20までです。

根津美術館HP http://www.nezu-muse.or.jp/index.html

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