2012年2月18日土曜日

谷渡り



昨年のカフェ・ド・ルノンでの作品展で展示した「谷渡り」。
キャンバスにアクリル絵具で描きました。
大きさはF30です。
植物の絵を描くときは「描く」というより、「描かせてもらう」という気持ちで描きます。
描いている時間より、植物を見ている時間のほうが長いときもありますが、それでもいいと思います。
お花屋さんなどでふと引き寄せられて、自分の中に絵のイメージが浮かんだ植物は、何か縁があるのだと思います。

昨年から少しずつ読んでいた、アニタ・ポリッツァー著「知られざるジョージア・オキーフ」(晶文社)を読み終わりました。
著者の主観が入っていると思うので、これ1冊読んだだけではわからないことはたくさんあるけれど、ジョージア・オキーフがどんな人であったか、当時のアメリカがどんなふうであったかが伝わってきました。
作品も素晴らしいけれど、彼女自身も強い個性を持っていて、ジョージア・オキーフについて書かれた他の本ももっと読んでみたいと思いました。

2 件のコメント:

  1. 「谷渡り」素敵ですね!植物の生き生きとした様子が伝わってきます。また「緑」は優しい感じがします。

    今年の展示会の予定はありますか?前回はお伺いできなかったので、今年は行きたいなぁ~と思っています。

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    1. えびはらさん、コメントありがとうございます。
      この谷渡りの葉はとても存在感があったので、それを表現したいと思いました。
      どうしてかわからないけど、緑を見るとホッとしますね。

      まだはっきり決まっていませんが、今年もまた秋頃に作品展ができればいいなと思っています。
      日程等決まりましたら、またこのブログでもお知らせしますね。

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