2013年1月28日月曜日

第61回 東京藝術大学 卒業・修了作品展

上野で東京藝術大学の卒展を見てきました。

作品数が多く、全てを見ることはできませんでしたが、印象に残ったのはネイルチップ(付け爪)のようなもので作られた花の写真の作品群や、長方形の布にボタンホールがたくさんあってボタンの留め方で何通りにも着られる服の作品、回転する部屋の作品等です。

ネイルチップの作品は、女性らしい発想が面白いと思いました。
服の作品は、いろいろなボタンの留め方で服を着ていく人の映像が流れているのがよかったです。
回転する部屋というのは、鉄棒の前回りみたいな感じで木の箱のような部屋(床にはちゃぶ台のようなものがあります)が回転するのですが、ものすごい音がして、部屋の中にあるものがめちゃくちゃに飛び跳ねています。

大胆な発想の作品がたくさんあって、良い刺激を受けました。
自分のことを振り返ってみると、私は自分の考えを枠にはめすぎているかもしれないと思いました。
現実的に自分にできることにはいろいろな制約があっても、頭の中はもっと自由になれるはずです。
奇抜な作品を作るのではなくても、物事を見る視点をちょっと変えてみたりして「普通だけど面白い」というような作品を作ることもできるのではないかと、回転する部屋を眺めながら思いました。

夜は韓国料理をいただきました。
体が温まって美味しかったです。

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