2013年3月4日月曜日

藤沢市民ギャラリー アントニン・レーモンド 遠藤 新 展

藤沢市民ギャラリーで開催されていた、アントニン・レーモンド 遠藤 新 展に行ってきました。
藤沢市30日美術館として企画された、フランク・ロイド・ライトに師事したアントニン・レーモンドと遠藤 新の建築展です。

私は建築についてはほとんど知識がありませが、遠藤 新は旧近藤邸を設計した人で、旧近藤邸は今は藤沢市民会館の前庭に移築されていて、私も図書館へ行く時などに前を通ります。
また、婦人之友社や自由学園とかかわりがあったようで、自由学園明日館をフランク・ロイド・ライトと設計したそうです。
私は婦人之友社の「かぞくのじかん」という雑誌を以前購読していて、家庭之友(婦人之友の前身)を創刊し、自由学園を創立した羽仁もと子さんが創案された家計簿を今使っているので(まだ使いこなせていませんが)、興味深かったです。
アントニン・レーモンドが設計した建築物は、旧藤澤カントリー倶楽部クラブハウス(通称 グリーンハウス)が藤沢にあるので、機会があったら見てみたいです。

緻密に作られた模型や図面を見て、全体の強度等も考えながら細部のデザインにも気を配って設計されていると感じ、このような建築物は時間が経ってもできればずっと残っていって欲しいと思いました。
私は建築模型や図面を自分で作ったことはないけれど、以前画材店で働いていたときに模型の材料や製図用品も販売していたので、模型や図面を見るのも面白かったです。
自由学園明日館の古い木製の椅子がかわいいデザインで印象に残りました。
自由学園工芸研究所の積み木も展示されていました。

自分があまり知らない分野の展示を見に行くのも新しい発見があるし、勉強になりますね。
この展覧会は昨日3/3で終了しました。

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