2013年3月26日火曜日

京都 2013

3/20、高知県の夫の実家に向かう途中、京都で途中下車しました。
私は小学校の途中から高校を卒業するまで大阪府に住んでいて、高校は京都の高校に通い、土曜日の放課後などに京都のギャラリーを巡って良い刺激を受けました。
また1回か2回しか行ったことがなかったけれど、何必館という祇園の美術館の庭のある5階がずっと脳裏に焼き付いていました。
昨年のお正月に高知に行ったあと京都で途中下車するまで、10年以上行く機会がなかった京都。
今回は何必館と高校時代にときどきお邪魔していたGallery Galleryに行きました。
Gallery Galleryと同じ寿ビルの子どもの本専門店メリーゴーランド京都では、nakaban展「話の続きを」が開催されていて、こちらにもお邪魔しました。

錦市場のカフェで昼食をいただいてからGallery Galleryへ。
弥永保子SHIBORI展「南の島から」が開催されていました。
しんとした白い空間に、海の生物のような、柔らかい感じのテキスタイル作品が浮遊していました。
石井 香久子さんの白っぽい抽象的なテキスタイル作品も拝見しました。
いろいろな作家さんがそれぞれに作品を展示しているSHOWCASE GALLERYも面白かったです。

同じ階のメリーゴーランド京都では、nakabanさんの展覧会を拝見しました。
それぞれの作品は小さいけれど、吸い込まれそうな深い色、独特の世界観を堪能しました。

何必館では、上野憲男展が開催されていました。
大胆に原色を使った抽象画、大きな作品も迫力がありますが、UENO NORIO BOXシリーズという、箱型の作品群も面白かったです。
そして、ずっと行きたかった5階に行きました。
5階の展示室は一部が庭になっていて、室内と外がつながっています。
天井が丸くくりぬかれていて、そこから降ってくる雨が、庭の木や苔に降り注いでいました。
私はこの空間で雨が降るのを眺めるのが好きで、今回、夫と娘とこの景色を共有できたことがとても嬉しいです。

その後、銭湯に行って、ゲストハウス錺屋に1泊しました。
五条通にある、大正時代に建築された町家を改装されたレトロな雰囲気のゲストハウスです。
私達が宿泊したのは縁側からお庭が見えるトリプルルームという和室でした。
宿泊費は3人で8000円(一人当たり約2700円)でした。
ゲストハウスに泊まったのは初めてでしたが、お花が飾ってあったり、スタッフの方も親切で、ほっとするような空間でした。
京都に行く機会があったらまた泊まりたいです。

ゲストハウス錺屋 http://www.kazari-ya.com/index.html

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